2018年11月15日 13:50

「クラウド移管を実現する実践ノウハウ ~AWS活用編~」セミナーレポート

11月6日、アマゾンウェブサービス株式会社様(以下、AWS様)で「クラウド移管を実現する実践ノウハウ ~AWS活用編~」と題してAWS様と共催セミナーを開催しましたのでレポートいたします!

こちらがAWS様の大阪オフィス受付。密林をイメージしているのでしょうか、おしゃれですね。葉っぱは造花ではなくて本物でした。

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はじめてのアマゾン ウェブ サービス

AWSの山口様からは、「はじめてのアマゾン ウェブ サービス」と題して、AWSのメリットや強みについてお話がありました。

まず、日本では導入されていないドローンを使った配達「Amazon Prime Air」やAIを駆使したAmazonの倉庫効率化「Amazon Robotics」、「Amazon Go」の事例など、Amazonのイノベーションについてご紹介がありました。倉庫で自律移動して配送対象の商品を認識し梱包していくロボットや、レジを通すことのない買い物の動画は大変興味深いものでした。

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山口様は、Amazonのイノベーションを支えるのがAWSであり、Amazonと同じく豊富な品揃えから始まる一連の流れが、AWSが低コストで高品質なサービスを提供できる理由であるとお話されました。ほぼ毎日新機能がリリースされているとは驚きです。

また、クラウドコンピューティングのメリットとして、多額な初期費用が不要である、継続的にお客様が増えていくことで値下げが実現される、従量課金で余分なコストがかからない、などのコストメリットに加え、環境構築の手軽さや業務負荷に合わせられるスケーラビリティ、リリースの早さなどを例などを示しながらわかりやすく解説されました。

リージョンに関する解説では、その仕組みを紹介して災害時のバックアップなど高い耐障害性をご紹介しました。「セキュリティはAWSの最重要事項」としてセキュリティ事業部を持つKDLもイチオシのセキュリティ認定なども紹介され、参加者の方には安心感を持っていただけたことと思います。

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最後に紹介された、実際にAWSを導入いただいたお客様の具体的なコスト削減やイノベーション事例は大変興味深いものでした。ICタグの導入による品質管理や、ECサイトのアクセス負荷への柔軟な対応や、AWS移行による大幅なコスト削減などを具体的にご紹介いただきました。

AWSのコスト構造を理解して最適化を目指す!

KDLクラウドネイティブチームの濱からは、「AWSのコスト構造を理解して最適化を目指す!」と題して、オンプレとクラウドとのコスト比較を交えつつ、コスト最適化のためのプロセスを解説しました。

aws_sem_005.pngKDLでは「AWSに移行してコスト削減したい」という問い合わせをたびたびいただきます。セミナーの前半では、この問い合わせへの説明として「実際にオンプレから移行すると削減されるのか?」を実際の料金をシミュレーションしながらご説明しました。使った分だけ料金を支払うクラウドは、オンプレのコストに比べると安いと単純に思われがちのようですが、実はそのまま移行しただけでは大したコスト削減にはなりません。

「稼働するサービスの特徴やコストの現状を知り、適切な選択・設計の上移行・運用することが大事です」と話しました。

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後半では、具体的なコスト削減のテクニックについて、初級編から上級編まで解説。使っていないときは止める、割引を使う、インフラに割く手間を増やす、など、ガスや電気、水道などの公共料金を例に運用に合わせてムダを減らす解説は、アンケートでもわかりやすいと高い評価をいただきました。

実際に半分ほどの金額になる詳細を説明した解説は、身近にイメージいただけたのではないでしょうか。

セキュリティ対策をするならクラウドに移管すべき? ~今クラウド化する理由~

最後のセッションでは、KDLのセキュア開発推進・プロジェクトサポートチーム松田より、「セキュリティ対策をするならクラウドに移管すべき? ~今クラウド化する理由~」と題して、クラウド移管をする際にネックとなるクラウドのセキュリティをAWS様のサービスでよりセキュアに運用する手法を解説しました。

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総務省の「通信利用動向調査」によると、クラウドを使わない理由の第2位は「情報漏えいなどのセキュリティに不安がある」というものだそうです。オンプレなら社内ネットワークだけのところが、クラウドなら、インターネットに直接接続されたサーバ上にデータを置くわけなので心配なのはわかりますね。

しかし驚いたのは、クラウドを使う理由の第5位に「情報漏えいなどに対するセキュリティが高くなるから」という項目がきていること。

松田は、クラウドを貸倉庫に例え、入退室管理や強固な建物、有人の見回り、監視カメラなど、お客様の荷物をお預かりするために、セキュリティに対する機能や設備を十二分に備えている、と解説。現在は規制の厳しい業界の銀行や保険、携帯電話のキャリアなどでも使われているとして、専門家による強固なセキュリティ機能をもつクラウドが、十分に安全であることを強調しました。

とはいえ、セキュリティとひとことに言っても、様々な段階に応じたセキュリティは必要であり、AWSであればどこまでは任せられるのか、どこからがユーザ側で注意が必要かを把握して対応する必要があります。

2018-11-10_004403.pngここまで言い切られるとワクワクしますね。

後半では、「簡単に鍵を掛ける方法」として、AWSの機能として備わっているチェックツールの使い方やその性能、具体的な運用方法について解説しました。

参加者の声

当日のアンケートでは、「とてもよく理解できた」「理解できた」という回答が9割程度を占め、「コストの低さに驚いた」「セキュリティの機能がAWSに含まれることは知らなかった」「移行しただけではだめだということを知れて有益だった」と満足いただいた反面、「使う側で専従の担当が必要だと感じた」「設計段階でのセキュリティの要件が必要」などの課題が見つかった方もおられました。

日本のクラウド採用率はまだまだ少なく、今後時代とともにクラウドへの移行を進める企業も増えてくることと思います。今回のようにクラウドへの移行、構築をテーマとしたセミナーを開催するのはKDLでは珍しいのですが、多くのお申込みがあり、関心の高さに驚きました。

KDLではAWSなどのクラウド移行やセキュリティについて、ご相談を承っています!「会社から移行を命じられた」「クラウド移行のセキュリティ対策が気になる」「移行してみたけど期待ほど効果が出ていない」・・などなど、ぜひお問い合わせください。

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