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国際フロンティア産業メッセでFA Cloudをご紹介してきました

9月5日、6日に神戸国際展示場で開催された、国際フロンティア産業メッセに出展して参りました。今回出展したのは、製造業向けのIoTプラットフォーム「FA Cloud」です。ものづくりの盛んな関西で、製造業の皆様にがっちりPRすべく頑張ってきました。出展や登壇の様子、よくいただいた質問などを、取材した広報室の松丸からご紹介いたします。

FA Cloudとは

FA Cloudとは、設備のリアルタイム監視や分析が可能な、製造業特化型の超高速IoTプラットフォームです。製造業の現場に精通したFAプロダクツ社と、高速処理を実現する「高速時系列データベース技術」を提供するMODE社、セキュリティ事業を自社で持つ開発会社のKDLが3社共同で開発することで、製造業のノウハウ満載で、且つ速さと高いセキュリティを担保したサービスを実現しています。

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特徴は、メーカーを選ばずに様々なセンサーを組み合わせ自由に利用できる点で、今ある機器を利用して、設備投資を最小限に抑えながらスモールスタートすることができます。「クラウド?外には出せないよ」という企業もまだまだ多いのが現状ですが、セキュリティを担保した設計にこだわりながら、クラウドであるからこそのメリットを享受できるように開発しています。

ブースの様子

2日目の午後に様子を見に行って参りました。当日主にブース対応していたのは、IoT班の中西さん(左)とFA Cloudの画面UIの開発を担当する水無瀬さん(右)。

kokusaifm2019_011.png主に製造業の方や同業の方などがブースにご来場いただき、説明や質疑に応じていました。高校生や専門生の社会見学の一環にもなっているようで、電子系や工業系の学生さんも目立ちました。

プレゼンテーションには多くの聴講者が参加

この日は、IoT班の中西よりFACloudに関するプレゼンテーションがありました。ステージは、最初のうちは人もまばらで呼びかけもスルーされることも多かったのですが・・

このスライドあたりから足を止めて聞く方、空いている椅子に座る方も出て参りました。スマートファクトリー化の際のデータベース課題はどこも抱えておられるのでしょうか。

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自社サーバを構築するとなると容量や処理速度の検討から、設置場所、更新頻度やセキュリティなど多くの検討事項があります。メンテナンスコストも欠かせません。そのようなノウハウや時間、コストの問題も大きいという話では、うなずいておられる姿も見られました。

最終的には立ち見も出て、プレゼンテーション後にはたくさんの方がブースに見に来てくださいました。

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学生向けゆるやか座談会

別会場では、学生と企業の方が近い距離で話すことのできる「ゆるやか座談会」が開催されました。KDLからも人事戦略チームの真鍋さんが参加させていただき、事業内容や事例を紹介したり質問を受けたりしました。

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IT企業はなかなかイメージが持てなかったりするものですが、実際の事例などを通して紹介すると、質問なども活発に出て盛り上がった様子でした。最近、高校生のころからこのように社会見学の機会を設けるような取り組みが目立ちます。進路選択の大事な時期、ぜひいろいろとみて、調べて、興味を持ってもらえればと思います。

所感

ブースに立った二人に当日の様子を聞いたところ、やはり今の機器をそのまま利用できるというところに興味を示す方が多かった、ということでした。また、やはり価格設定は気になるという方も多く、初期投資、ランニングともに小さく済ませられることを目指すFACloudに興味を持ってくださる方も多かったように思いました。

お越しいただきました皆様、ありがとうございました。FA Cloudのお問い合わせは、専用サイトよりお待ちしています!

◎FA Cloudはこちら

松丸

筆者:松丸恵子

広報室