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KDLのデジタル・コラボレーション(DC)を担当者目線で考えてみた

こんにちは。Engagement Lead チームの内田です。

KDLでは、デジタル事業共創サービス「デジタル・コラボレーション(DC)」サービスを提供しています。そして先日、この「デジタル・コラボレーション」の特集ページを制作・公開しました。

今回は、特集ページを制作するにあたって、私(サービス担当者)の目線でデジタル・コラボレーションとはなにか?を考えてみたことについて、お伝えしたいと思います。

なぜ「デジタル・コラボレーション」なのか?

特集ページの立ち上げ担当になった最初、KDLに所属している私が言うのもなんですが、わざわざ「デジタル・コラボレーション」という独自の言葉を作ったことに対して、そこにどんな意味があるのだろうと思いました。

いわゆる「お客様のデジタル活用を支援する」サービスと言ってしまえば簡単ではないのか、いや、でも、それなら他の会社に依頼するのと何が違うのかと思われてしまうのか・・・、とか考えていたのですが、徐々に私のなかでひとつの答えが浮かびました。

創業時から変わらない「よきパートナーでありたい」という信念

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デジタル・コラボレーションを一言でいうと、こうです。

「お客様の事業の独創性・品質・資産と、デジタルの専門家である私たちの知見、アイデアを掛け合わせ、共にビジネスを創り上げていくサービス」
=「お客様とKDLの共創

そう考えると、これまでのSIはお客様との共創じゃなかったの???とつっこみたくなりますが、私が思うに、共創のステージが変わったのではないでしょうか。
これまでも、KDLはお客様のよきパートナーとして、開発・運用で信頼を積み上げてきました。
KDLの強みは、ただの要件定義だけじゃない、運用まで見据えた提案型の開発ができるということです。
ですが、VUCA時代と言われる昨今、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況においては、提案型ですらスピードに追いつけなくなってきたというのも、また事実です。

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そこで、これまでの強みを活かしつつ、もう一歩踏み込んで提案する、ご要望を聞いて開発するのではなく、「何をやるか」から一緒に考える。この、「もう一歩踏み込む」「一緒に考える」がデジタル・コラボレーションとしてこれからやることなのだと思っています。
そして、私達が「コラボレーション」という言葉にこだわるのは、きっと、創業当時からの「よきパートナーでありたい」へのこだわりなのではないか、と。
信念は何も変わらず、ただ共創のステージが、「要件定義」から「事業定義」へ変わる、つまり「何をやるか」というところまで一緒に考える伴走型に変化した、と考えています。

コラボレーション=共創 はKDL社内でも

お客様とKDLの共創という話をしましたが、共創という観点では、社内も変わってきたなと、最近仕事をしながら思います。
タスクが一人ひとりに割り当てられて、それをこなすような仕事の仕方ではなく、複数人でアイデアを出し合い議論しながら進めるスタイルや、議論自体がよりよくできるようなツールを活用した仕事の仕方が主流となってきました。

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ひとりで考え込んでいても、新しく素晴らしいアイデアは到底浮かびません。だからといって、誰も彼も巻き込んで話ばかりをしていたのでは、それはそれで進みません(笑)だから、それぞれが、得意な領域を持ち寄って、それぞれのプロフェッショナルとして意見をぶつけ合う。
そのような多種多様(かつ個性的!)なプロフェッショナル集団として、お客様のあらゆる悩みに寄り添えるよう、日々研鑽しています。

さいごに

お客様に対してでも、同僚に対してでも、一歩踏み込んで、プロフェッショナルとしてぶつかり合うということは、ときに厳しいことを言わなければならなかったりして、難しいことも多いですね。

ですが、なにか「より良いものをつくる」ためには、必ずそういう場面が必要なのではないかな、と思います。この記事も「より良いものをつくりたい!」と熱い思いのある方の目に止まれば嬉しいなと思っています。そして、KDLのデジタル・コラボレーションに少しでも興味を持っていただければ幸いです。

デジタル・コラボレーションの特集ページはこちら

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

執筆:内田 恵

デジタルビジネス本部 Engagement Lead