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DXは引き算だけじゃない!?

こんにちは。エンゲージメントリードの弓山です。

ここまでDXやDC(デジタル・コラボレーション)についてのあれこれをブログでお伝えしてきましたが、なんとなくイメージを掴んでいただけましたでしょうか?

今回は、改めてDXに触れてみようと思います。

そもそもDXって何だっけ?

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ビジネス用語として定着しつつあるDX。(最近ローマ字2文字の略語が多すぎですよね…)

DXDigital Transformationの略です。英語圏ではTransXと略すことがあることから来ているようです。これ、いったい何でしょうか?

経済産業省のデジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドラインには、DX推進の為の経営のあり方、仕組みについて以下のように書かれています。

想定されるディスラプション(「非連続的」(破壊的)イノベーション」)を念頭に、データとデジタル技術の活用によって、どの事業分野でどのような新たな価値(新ビジネス創出、即時性、コスト削減等)を生み出すことを目指すか、そのために、どのようなビジネスモデルを構築すべきかについての経営戦略やビジョンが提示できているか。

ん?ちょっとまてよ?・・・ということは、DXってムダを削減して生産性をUPさせることや、事業の効率化を行う事を推進していくだけじゃなくて、「新たな価値を生み出す」ことも重要なのですね?

DXの捉え方は企業により様々ですが、効率化だけに留まりがちになっている「引き算の事例」をよく耳にします。もちろん効率化や生産性の向上も重要課題ですが、引き算をするだけではDXにならないということなのです。

―じゃあナニ算が必要なのか?

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「新たな価値を生み出す」ためには、組織の改革や既存事業の転換、新規事業の開発をすることで、新たな「その企業らしさ」を生み出すことが重要だといえます。これってブランディングと同じことですよね!

とはいえ、最近ではブランディング自体の進め方も変化しています。

従来のブランドは、企業が立ち上げて世の中にドーンと出す「提供型」でしたが、最近のブランドは『モノ』より『コト』に変化していることにより、世の中の人々と一緒にブランドを創る「共創型」に変化しています。

これから新たな何かを作る際も同様に、「どうやったら買ってもらえる?」という考え方ではなく、「どうやったら一緒に創れる?参加してもらうには、その前にどういうサービスが必要?」という考え方にシフトしていく必要があるのです。そのためには、「引き算」だけでなく、足し算や掛け算、時には割り算も必要なんです!

ここまでで、考え方は理解いただけたと思います。とはいえ、「DXってどうやって進めるかわからない」「担当者がいない」「急に担当者に指名されてしまった」という企業の方も多いのではないでしょうか。

KDLDC(デジタル・コラボレーション)とは

KDLは、現状のお客様のお悩みや課題を伺う・見つけるところから、目指すゴールや具体的な進め方を決める等、あらゆる場面においてお客様と一緒に「協働」「共創」スタイルでプロジェクトを推進し、課題を解決したり新しい『コト』を創っていきます。

お客様の専門性やデータを活かし、デジタルのプロフェッショナルのKDLとコラボレーションすることで、お客様らしさを生み出していく。最高の掛け算をご提供します!

私たちと一緒に、デジタル・コラボレーションしてみませんか?

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筆者:弓山千亜紀

エンゲージメントリード
Branding Designer