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アパレル系ECサイトは写真撮影が肝心!売れる商品写真の撮影方法や手順、必要機材など詳しく解説

アパレル系ECサイトで商品を販売する際、商品写真は非常に重要な役割を持っています。商品写真の良し悪しによってアパレル系ECサイトの売上は大きく変わるとも言われています。

本記事では、ECサイトに掲載するアパレル系の商品を撮影する方法からポイント、必要な人材や機材まで解説します。

ECサイトにおけるアパレル写真の役割

実店舗と違いECサイトでは顧客は商品を直接手に取って確認できません。そのため、商品写真は、商品の魅力を伝える重要な役割を担っていると言えます。

写真が魅力的であれば、顧客は商品に興味や好感を持ってくれることでしょう。逆に写真の見栄えがよくないと購買意欲を低下させてしまうかもしれません。アパレル商品は特にデザインが重要視される傾向にあるため、明るさや角度などのデザインの見せ方によって売れ行きが大きく変わる可能性があります。

アパレル系ECサイトの運営者は、同じ商品でも写真の撮り方によってECサイトの売上が大きく変わる可能性があることを常に意識しておきましょう。

ECサイトに掲載するアパレル写真を用意する方法

ECサイトに掲載するアパレル写真を用意する方法には、大きく分けると自分で撮影する方法とプロのカメラマンに依頼する方法があります。それぞれのメリットとデメリットについて解説します。

自分で機材やスタジオを用意して撮影する

自分で撮影する場合、プロに依頼するよりは一般的にコストを抑えて撮影できるといわれています。しかし、自分の撮影スキルによってクオリティが変わるため、初心者はなかなか魅力的な写真を撮ることが難しいでしょう。

また、自宅や事務所で撮影ができず、スタジオやレンタルスペースを借りる場合は、準備や移動に毎回時間がかかります。

プロのカメラマンに依頼する

プロのカメラマンに依頼すると、自分で撮影するよりも本格的な写真を撮影できます。

ECサイトの商品撮影に慣れているカメラマンであれば、写真の撮り方を熟知しているため、魅力的な商品写真が出来上がることでしょう。

全てお任せすれば時間も節約できますが、デメリットとしては自分で撮影するよりも費用が高くなりやすいことです。

ECサイトに掲載するアパレル写真を撮影する際のポイント

ECサイトに掲載する写真を撮影する際には、意識するべきポイントがいくつかあります。下記では、そのポイントについて解説します。

明るさを調整する

写真撮影で特に大切なのは光の調整です。光をうまく扱えるかどうかは写真の質を大きく左右します。

光には自然光やLED、電球などの種類があります。ECサイトに掲載するアパレル写真は、ナチュラルさを演出したい、色の正確性を重視したいなど、目的によってどの光源を使うか検討します。

背景を確認する

背景とは、被写体の後ろに写る部分のことを言います。背景において重要なことは、被写体に関係のない余計なものを写さないようにすることです。背景は、紙や布を活用して単一色で統一するときれいです。

商品の使用イメージをより鮮明に伝えるために、商品をよく使用する空間やシーンを背景に設定することもおすすめです。

手ぶれや傾きがないよう注意する

商品が傾いていると、不安定な印象を与えてしまいます。ユーザーに違和感を与えてしまうと、それだけで商品の魅力が減ってしまいます。

手ぶれしている写真は、不鮮明に写るだけでなく、ブランドイメージまで悪くしかねません。商品写真は、基本的に三脚などを用意して手ぶれが起きないように撮影を行います。

手ぶれや傾きをなくし、写真のクオリティを向上させましょう。

構図に注意する

写真を撮る際は、構図にもこだわってみましょう。例えば、余白が均等で被写体を真ん中に配置する「日の丸構図」には安定感があり、商品を引き立たせられるといわれています。

なお、ECサイト用の写真は、少し余白を持たせて引き気味で撮影した方が、後から加工しやすくおすすめです。

さまざまな角度から撮影する

商品写真は、一つの角度だけではなく、さまざまな角度から撮影することがポイントです。

写真は平面上のものなので、実際の商品の立体的なイメージをユーザーに持ってもらうためには、四方八方から撮影した写真を掲載すると効果があるといわれています。

商品の使用イメージを再現する

商品単体で撮ると同時に、商品の使用イメージも同時に撮っておきましょう。

商品の使用イメージを掲載できれば、「その商品を買うとどうなるのか」を顧客に伝えることができ、購入後に「思ったのと違った」という不満足な購買体験を防止できるでしょう。

アパレル写真では、実際に着用している写真も同時に掲載するとなおよいでしょう。着用写真には、マネキン撮影とモデル撮影があります。可能であればモデル撮影の方が動的な動きを表現しやすいため、ユーザーに着用イメージを持っていただきやすくなります。

ECサイトに掲載するアパレル写真の撮影手順

自分で撮影をする場合には、撮影全体の流れを押さえておく必要があります。下記では、アパレル写真を撮影する際の手順について解説します。

商品の準備を行う

衣類であれば事前にアイロンやスチームをかけるようにしましょう。しわがないことを確認してください。

見せ方を決定する

アイテムによっては、リアルな形状がわかるように、マネキンやモデルを使うことで、ユーザーは商品イメージがつきやすくなります。

シャツやソックス、メンズのパンツなどはマネキンやモデルを用意しないフラットレイアウトとの相性が良いです。

撮影に必要な人材や機材を用意する

まずはカメラを用意します。予算などの都合でカメラが用意できなかった場合でも、スマホのカメラ機能はどんどん向上しているため、十分魅力的な商品写真を撮ることが可能です。

撮影場所をセッティングする

大きく分けると専門的なフォトスタジオを利用するか、店舗やオフィスのスペースを使って撮影するかを選択することになります。

オフィスではいつでも手軽に撮影できるメリットがあります。ただし、撮影用のスペースを確保しなければなりません。

スタジオのメリットは、背景をセッティングしやすいことや、照明やカメラの位置にこだわることができることなどが挙げられます。ただし、空き状況によっては希望する日時が使えないこともあります。

カメラの設定を行う

カメラ設定の際の意識するべきポイントは大きく4点あります。「ISO感度」「絞り」「ホワイトバランス」「シャッタースピード」です。

ISO感度とは、レンズから入ってきた光を、カメラ内でどのくらい増幅させるかを表す指標です。ISO感度が高すぎると、グレーや色のついたノイズが生じてしまい、古さを感じさせてしまいます。ISO感度を適切に調整することで、写真をシャープな仕上がりにできます。

絞りは、レンズから入る光の量を調整する部分のことを指します。取り込む光の量は、絞りを開くと多くなり、絞りを閉じると少なくなります。

ホワイトバランスとは、光の色の影響を補正して、白を白く写すための機能です。人間の眼では白に見えるものも、カメラを通してみると色味がついていることが多々あります。ホワイトバランスを調整することで、白さを補正できます。カメラの中には、ホワイトバランスを自動で調整してくれるAWB(オートホワイトバランス)機能が備わっているものもありますので、設定に迷った際はAWBを有効にすることも一つの手段です。

シャッタースピードは、カメラのシャッターが開いている時間を指します。シャッタースピードによって明るさやブレやすさが変わります。

アパレル商品の写真撮影を行う

上記準備が整ったら撮影を行いましょう。カメラは、三脚などを使って安定させるとよいでしょう。

服の細かい部分を見落とさないように気をつけましょう。ステッチ、布地、タグ、ジッパー、ボタンなど、アイテムに関して顧客が購入前に購入しておきたい箇所は全て写真に収めておきましょう。

ECサイトに掲載するアパレル写真の4種類の撮影方法

アパレル写真は1種類だけではなく、複数の種類を組み合わせて撮影するとより商品の魅力を伝えやすくなるでしょう。下記では、アパレル写真の撮影方法を4種類紹介します。

平置きで撮影する

平置きとは平らな場所に衣類を広げて上から商品を撮影する方法のことです。

オークションやフリマで出品されている商品写真の多くは平置きです。

平置きの撮影方法は、一般的には平らな床や白いレフ板の上に商品をセットすることが多いようです。平置きのデメリットは、撮影のたびに毎回衣類を広げて設置する手間がかかることなどが挙げられます。

平置きで撮影されるジャンルとしては、Tシャツや上着などが多く見られます他にも靴や小物なども、モデルを使わないため平置きで撮影することが多く見られます。

ハンガーにかけて撮影する

柄やデザインのある衣服の場合、ハンガーにかけて撮影をする方法があります。

平置きに比べてハンガーにかけるだけなので、撮影の手間が少なくできると言われています。

ただし、ハンガーにかけると重力の影響で下に引っ張られるので、厚みがうまく表現できない可能性もあります。

マネキンに着用して撮影する

立体感を重視して、試着時のイメージをしやすくしたい場合には、マネキンを使った撮影方法があります。

マネキンに衣服を着せると人体に沿ったラインが生まれるため、ユーザーに立体的な着用イメージを持ってもらいやすくなります。

マネキン撮影は後述するモデル撮影に比べて時間や場所の制限が少ないと言われています。

モデルに依頼して撮影する

モデルは、マネキンには表現できない躍動感のある動きや人間の自然な格好、雰囲気に合わせたポージングが取れるため、限りなく着用時に近いイメージをユーザーに抱かせることができます。モデルと商品イメージを合わせることで、さらにその効果が高まるでしょう。

モデル撮影は日時の調整などが必要となります。

ECサイトに掲載する商品写真の撮影に必要な人材や機材

商品写真は、商品とスマホがあれば撮影することはできます。ただ、写真のクオリティにこだわるのであれば、人材や機材の準備があるとよいでしょう。下記では、商品写真の撮影の際に必要な人材や機材について、一般的なものを紹介します。

カメラ

撮影に必要不可欠なのがカメラです。カメラ性能の良さを謳うスマホも登場しています。最新モデルのiPhoneやGoogle Pixelなどが、カメラ性能が優れているといわれています。

写真に徹底的にこだわりたい人は、一眼レフなどのデジタルカメラを用意するのも良いでしょう。スマホカメラにはできない表現が可能です。

ただし、高品質なカメラになればなるほど価格は高くなり、中には本体とレンズの両方を揃えるだけでも100万円以上するものもあります。

三脚

三脚は、カメラを支える土台の役割を担います。

撮影するたびに撮影位置や高さが変化してしまい、全体の統一感がない写真が出来上がるのを防ぐ働きがあります。スマホ用の三脚なども販売されています。

撮影スペース

オフィスや貸しスタジオなど、背景を調整できる場所を選択しましょう。

貸しスタジオは背景バリエーションが豊富に揃っていることが多いですがし、予約の手配と準備が必要ですので、状況に合わせて選択しましょう。

レフ板

レフ板は光の反射を調整するために必要です。レフ板を用いることで、細かいディティールの表現力をアップしたり、ライトが足りない場合に反射させたりして、光量を補えます。

照明

照明は光の量を調整するために必要です。照明は、ストロボライト、LEDライト、自然光などの中から適切なものを選択しましょう。ただし、自然光は環境や天気に左右されるので、確実性が低くなります。

マネキン

マネキンを使用することで着用イメージを与えることができます。マネキンを使う場合は1着ずつ着せ替えをしなければなりませんので、撮影時間を確保しましょう。モデル撮影に比べると、リアリティや躍動感は少なくなります。

カメラマン

プロのカメラマンに依頼するとよりクオリティの高い商品写真を取ることができます。

カメラマンの依頼費用には大きな幅があります。クオリティを優先するか、数を優先するかを検討しておき、予算と照らし合わせて必要な枚数が揃えられるような料金設定のカメラマンに依頼しましょう。

スタイリスト

スタイリストは、モデル撮影をする際に、モデルに商品の服をコーディネートする役割です。

上着を撮影したい場合であっても、他の衣装や小物は別途用意してモデルに着用してもらう必要があります。

ヘアメイクはモデルの髪をアレンジしたり、顔にメイクを施す役割です。ヘアメイクもできるスタイリストにお願いすることで、費用が抑えられることがあります。

レタッチャー

レタッチャーは撮影した写真画像をパソコンなどで編集してレタッチ作業をする人のことです。

専用のソフトなどを使用して画像を加工するため、レタッチ経験のない担当者が高度な編集をするのは難しいでしょう。レタッチ経験やスキルを持つ人に依頼するのが一般的です。

最近は、デジタルカメラで撮ったデータを送ると、パソコンで編集して、期日までに納品される業務委託の形態もあります。

アパレル系ECサイトの写真撮影まとめ

本記事では、ECサイトに掲載するアパレル系の商品を撮影する方法からポイント、必要な人材や機材まで解説しました。

ただ、せっかく魅力的な商品写真の撮影に成功しても、ユーザーに見てもらわなければ意味がありません。商品写真をユーザーに見てもらう方法の一つに、サジェストとともに商品写真を表示させる機能「sui-sei」を用いることが挙げられます。

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弊社にてEC利用者1200人にアンケート調査を実施したところ、検索窓にサジェストとともに商品写真が出てくるECサイトについて半数以上が「便利だと思う」と回答しています。

「sui-sei」は、ユーザーに豊かな検索体験をもたらすサービスです。ユーザーがサイト内検索窓に1文字入力するだけで即時写真を表示します。ユーザーが検索を終える前に多くの写真を目にする機会を提供します。

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