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CSA岡田良太郎が筆者として参加したCISOハンドブックが発売
神戸デジタル・ラボのCSA(チーフセキュリティアドバイザー)岡田良太郎が著者として参加した「CISOハンドブック -業務執行のための情報セキュリティ実践ガイド」が1/20に発売されました。
企業がDXを進める際に必ず発生する情報セキュリティ問題。その解決方法を最新の情報をもとにまとめた企業の情報セキュリティ担当者向けハンドブックです。
◎「CISOハンドブック -業務執行のための情報セキュリティ実践ガイド」
https://amzn.to/3oVMpKi(Amazon商品ページへのリンク)
■デジタル経営の「家庭の医学」をお手元に(筆者 岡田良太郎より)
2021年1月20日、書籍「CISOハンドブック」を技術評論社よりリリース致しました。
この本は、企業でいかに適切に、また効果的にセキュリティを実践するかお悩みの経営陣に向けて書かれています。事業は、不安に満ちた環境では成長が難しいですが、安心して成長できれば、企業も、ひいては地域社会も豊かになります。
しかし、このコロナ禍でのサイバー攻撃、内部不正の連発は、まさに経営の修羅場。大小さまざまの多くの企業が、この困難に、さながら弱り目にたたり目の苦戦を強いられています。
今日明日の企業の事業環境を守るにはどうしたら良いのか。
この本から引用しますと
「財務諸表の読み方には3つの目線があります」
「事業環境の激変の中、意思決定のスピードを求められている状況において、もはや経験のあるベテランの勘で経営判断できる状況ではなく、持てる限りのデータを活用し、迅速に判断し、アクションを取らなければなりません」
「一方で、未成熟な技術に甘んじなければならない側面もあります」
「稼働するシステムの変化と対応において、PDCAは適切なマネジメントではありません。PDCAの最大のリスクは、予測できない状況の変化ですから」
「そこで、DXを進める上での前提は」
続きは、お手にとってお読みください。
このように、この本は単なる業界の常識を集めたリファレンスを目的としていません。現時点での最新の技術解説はもちろん書かれていますが、かつて、財務諸表との関係を解説した、情報セキュリティの本など想像できたでしょうか。
実効性の高いセキュリティマネジメント、評価、監査、アーキテクチャ、DX、クラウド、インシデントすなわちセキュリティ侵害発生時の対応、ベンダー選定、そして促進される部門間連携など、多面的な角度から取りあげていますので、どんな規模の企業でも、ハンドブックとして必要なところをご活用いただけるものと思います。
・主軸を成す鍵を示す13の章と21のコラム
・さらに理解を深める8つの付章
・全400ページ、11名の執筆陣による、2018年刊に次ぐ大幅改訂新版。
よろしければ、ぜひお手元に。
執筆陣の末席におりますKDLの岡田良太郎より、奮闘しておられる皆さんのお手元で、必要なときに必要なだけお使いいただけるハンドブック「デジタル経営版、家庭の医学」をお勧めいたします。