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IoT開発って意外と簡単? Microsoft IoT OpenHackに参加しました!
2018年5月24日(木)~26日(土)に東京都心、湾岸エリアのおしゃれな複合施設「TABLOID」で開催されたイベント「Microsoft IoT OpenHack」に参加してきました!セキュリティソリューション事業部の川東(かわひがし・写真の左下の女性)です。
右下に写っている、外国人女性のマイクロソフトエンジニアにコーチとして教えてもらいました!
この面白く難しく充実したイベントを、参加報告としてゆる~くご紹介いたします。
「Microsoft IoT OpenHack」は、参加者が4人程度のグループに分かれて、主催側から出された問題をマイクロソフトのクラウドプラットフォーム「 Microsoft Azure 」(以下Azure)を用いた開発で解決していくというものです。
用意されていた問題は全4問で、1問解決するごとに次の問題に進めます。チームの技術力や開発スピードに合わせてAzureの学びを深めることができるように工夫されています。
また、それぞれの問題にはさまざまな伏線が張られており、進むにつれてその背景が見えてくる、メンバーで話し合いが必要になるなど、進め方にもチームらしさが出てくるものでした。脱出ゲームが好きな私は「Azureを使った開発型脱出ゲーム」みたいだな、と感じました。
そんな独特な解釈でイベントを楽しんでいた私ですが、もちろんきちんと学びも深めてまいりましたので、今回私が学んだことを簡単にご紹介します。このイベントに参加して学んだことを3つにまとめると、以下の通りです。
1、Azure を用いたIoT開発はとっても簡単でスピーディー!
2、チームで話し合いながらひとつのものを作り上げる高揚感って素敵!
3、自分の思いを伝えるために英語は絶対必要!
※なお、問題に関する情報や技術的な内容は 「IoT OpenHack」 のネタバレにつながりかねませんので、割愛させていただきます。ご了承ください。
1、Azureを用いたIoT開発はとっても簡単でスピーディー!
IoTの開発って複雑で面倒くさそうに感じませんか?実はそんなことはありません。Azureの仕組みやそのツールの特性を理解して(ここがとっても重要)いれば、やりたいことを簡単に実現することができます!プロトタイプの作成やちょっとした検証の際にも、かなりスピーディーに開発出来るのではないかと思います。
今回の「Microsoft IoT OpenHack」では、Azureが提供しているIoT関連領域にある機能を理解することが、問題を解く上でとても重要になりました。そのため、まずは問題を解くために必要な機能を知り、触りながら理解していくことになります。つまり「Azureの仕組みやそのツールの特性を理解する」機会となるのです!
問題を解いていくうちに、これまで使用したことの無い機能、また知りえなかった使い方を知ることができ、私にとっては目から鱗の連続でした。分からないことはチームアシスタントにいつでも質問できるので、時間を決めて自分たちで考え、それでも分からなければ教えていただく、というスタンスで進めました。終了する頃には、Azureを使ったIoT開発は思いの外簡単だな、と思えるようになったことも大きな収穫です。
2、チームで話し合いながらひとつのものを作り上げる高揚感って素敵!
セキュリティソリューション事業部が行う日々の業務では、一人で作業をしていることが多く、チームで話し合いながら作業するといった機会はなかなかありません。
しかし、「Microsoft IoT OpenHack」では、ホワイトボートを使用して設計イメージを描きながら話し合い、各自が出来ること・出来ないこと・やりたいことをあげていき、問題を解くために必要な技術を洗い出す、という流れで、チーム全員で頭を悩ませながら開発を進めていきました。短期間でひとつのものを作り上げるという経験は、大変ながらも学ぶことが多いです。
「ここはこれを組み合わせればいいのでは」「この機能が使えるかも」など、自分ひとりでは決して思いつかないであろう発想も、チームのメンバーがいるからこそ生まれるのだと実感できました。
「大変だけど、なんだかとってもワクワクする!」 そんな経験をすることができました。
3、自分の思いを伝えるために英語は絶対必要!
今回のイベントでは、チームアシスタントの方が各所でフォローをしてくださいました。
でも実は・・そのアシスタントの方々が、めちゃくちゃグローバルだったのです!当たり前のように英語が飛び交う会場にびっくり。もちろん通訳の方もいらっしゃいますが、間に人を介して会話するとうまく伝わっているのか確認できず、そしてスピードも落ちてしまいます。
(通訳さん、お世話になりました。ありがとうございました!)。
「やっぱり、自分の思いは自分の言葉で伝えたい!英語って必要だなあ…」としみじみ感じました。
そんなこんなで、とても充実したIoT OpenHackイベントとなりました。
広く見渡しのいいおしゃれ空間で、多くの人がチームでわいわいしながら開発している様子は新鮮で、周りにつられてやる気がガンガン溢れてくるという体験ができました!
#いい感じの音楽が流れるなんかちょっとおしゃれな空間での開発って最高すぎる!
「Microsoft IoT OpenHack」について気になる方は、同様のイベントが今後も開催されるようなのでぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?
以上、ゆるい参加報告でした。
また、KDLでは、IoT開発はもちろん、IoTを利用したサービスに関するセキュリティ診断やセキュアなサービスを構築するためのコンサルティングも可能です。ぜひお問い合わせください。