2019年9月17日 11:00

Webプッシュ通知のメリット/デメリット、効果的に使うポイントをご紹介

プッシュ通知とは、スマホアプリを始めとするソフトウェアなどの方から、情報を自動的に音や画面表示でお知らせする機能です。リアルタイム性が高く、また通知から情報へのショートカットを促すことができるなどの特徴から、マーケティングにおいても活用されています。中でも、プッシュ通知をブラウザで受け取ることのできるWebプッシュ通知は、アプリインストールというハードルがないことから、注目を浴びています。

今回は、KDLで「パードナライズドWebプッシュ通知サービス」を提供するプラットフォーム「nosy(ノージー)」を開発する山口耕平さんに、Webプッシュ通知のメリットや効果的な利用方法、nosyの特徴などについてインタビューしてみました。

プッシュ通知のメリット

検索するときは欲しいものが顕在化している

―プッシュ通知のメリットはなんでしょうか?

山口:相手に探してもらうのではなく、プッシュ型というところです。近年、検索サイトでの検索結果からの流入を狙う、いわゆるプル型の「コンテンツマーケティング」が流行しています。非常に効果的な方法ですが、これは事業者側から見ると受動的なマーケティングです。反対に、プッシュ型は、能動的に働きかけるものです。

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山口:一方的なプッシュ型マーケティングよりも、検索サイトからの流入を狙うプル型が注目されている、という声もあります。検索人口が増えた今プル型のマーケティングは高い効果が期待できますが、僕はプル型にも限界があると思っています。なぜなら、「検索する」という行為は、「自分は今何を求めているか」が顕在化している状態だからです。これでは、顕在化しているニーズにしか対応できません。知らない、または気づいていないだけで、実は潜在的に求めているものと出会ってもらうには、プル型では難しいのです。

例えばですが、「社内が暑い」という不満を解決したいことに対して「卓上扇風機」で検索する人がいます。しかし、実は冷感シャツとか、扇風機付きの座布団とか、もっとほかの解決法もあります。そのほかの解決策がプル型で導き出せない可能性は大いにあります。

プッシュ型は潜在的な欲求とタイミングがカギ

山口:もともと僕は、「もっと早くこの情報が欲しかった」と思うことに不満を持っていました。例えば入居した賃貸マンションに入ってから、もっといい物件のチラシが入っていたり。ニーズが顕在化していなかったので、悩みではなかったのに、それを見ると後悔だけが残るんです。

潜在的に欲しい情報をプッシュすることは、エンドユーザにとってもメリットがあることだと考えています。

メルマガとプッシュ通知の違い

―メルマガとの比較はいかがでしょうか?

山口:メルマガは多くの情報を伝えられる反面、開いてもらうハードルが高いのが難点です。欲しい情報が書いてあっても、メールを受信して、開いて読んで、欲しい情報を見つけ出すことをエンドユーザに期待するのは限界があります。プッシュ通知は、通知できる情報が少ないものの、リアルタイム性が高く目に留まりやすいこと、情報へのショートカットがしやすいことがメリットです。特にWebプッシュ通知なら、メールアドレスがなくても届くので、届きやすさという面でも敷居が低いですね。

Webプッシュ通知

山口:どちらもメリットデメリットはあるので、うまく使い分ければいいと思います。例えばWebプッシュ通知で欲しい情報を送り続けてファンになってもらって会員になり、定期的なメルマガも読んでもらうようになる、というような使い方ができればいいと思います。

Webプッシュ通知を効果的に使うには

ーWebプッシュ通知にデメリットはないのでしょうか

山口:もちろんあります。例えば頻度が高すぎると、いわゆる「ウザい」というイメージを与えてしまいます。また、リアルタイムに音声や表示で通知するため、忙しい時間や寝ている時間など、ユーザの生活スタイルを無視した時間に送付するのも迷惑に感じるでしょう。そして、配信内容がユーザが欲しい情報ではなければ、配信停止されてしまいます。ユーザを理解して、適切に運用することで効果を最大化できます。

ーWebプッシュ通知の効果的な使い方とは?

山口:ユーザが欲しいと思っているコンテンツを最適なスケジュールで送ることだと思います。いつも読みやすい時間に、欲しい情報をもらえることで、信頼度は高まっていきます。

開発したパーソナライズドWebプッシュ通知サービスは、先ほどお伝えしたデメリットを解消して、お客様が欲しいコンテンツをWebプッシュ通知で届けるコミュニケーションツールです。ユーザ一人ひとりが欲しいコンテンツを、ユーザのが見るのに都合のいい時間帯に送ります。配信のたびに自動で次のコンテンツをマッチングし、読まれやすい時間を判定するので、何も運用しなくても配信のたびに精度があがり、効果的に配信できます。

ーnosyでは何を元にパーソナライズしているのですか?

山口:配信したWebプッシュ通知に対するユーザのアクションに応じて、独自の人工知能で判定します。もとになるデータは、そのコンテンツの内容と、ユーザがアクションした時間です。なので基本的にはオウンドメディアをお持ちの企業様がファンを増やすといった目的で検討していただくのがよいと思います。

ありがとうございました。

インタビュー後記

だれもが手軽にインターネットで検索できる時代になりましたが、検索するにはキーワードを自分で探さなくてはなりません。キュレーションにはじまった、本当に欲しい情報がいいタイミングで勝手に送られてくる、という情報の取得方法はスタンダードになりつつありますが、「自分が知らなかった潜在的に欲しいものを教える」というところに魅力を感じました。

パーソナライズドWebプッシュ通知は、ひとりひとりに最適なコンテンツを最適なタイミングで自動的に通知する、マーケティング向けのコミュニケーションツールです。「コンテンツへのリピーターを増やしたい」「自社メディアを通じてファンを獲得したい」という事業者の皆様、少しでも気になると思われた際には、ぜひお気軽にお問い合わせください。

◎nosyはこちら

山口

インタビュー先:山口耕平

コミュニケーションプラットフォーム「nosy」開発者

松丸

筆者:松丸恵子

広報室

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