あらゆる商品名やサービスの「周辺ワード」を抽出する「関係性API」提供開始

神戸デジタル・ラボ、あらゆる商品名やサービスの「周辺ワード」を抽出する「関係性API」提供開始
―交友関係の強さや意味、関心・興味・話題の度合い等の判定に利用できる8つの指標を提供―

株式会社神戸デジタル・ラボ(本社:兵庫県神戸市中央区、代表取締役社長:永吉 一郎、以下 KDL)は、 データ内の任意のキーワードに対する周辺のワードを、「共感性」、「意外性」、「特異性」、「話題性」などの8つの独自指標で分析して返却する、 「関係性API(※)」の提供を12月1日より開始します。本APIで多様なデータを活用いただくことで、 これまで見えていなかった顧客層の開拓や新サービスの展開につなげていただけると考えています。

本API は、今年5 月、株式会社ガイアックス(本社:東京都品川区、代表執行役社長:上田 祐司、以下ガイアックス)が 行ったWeb コンテンツのマッチングにおける実証実験において、75%の精度で有用性が実証され、今後人材マッチングエ ンジン等での導入が予定されています。

■サービス内容

SNSや購買履歴、移動履歴、Webコンテンツなどの様々なデータを入力し、データ内の任意のキーワード(人、商品、単語など)を送信して返却される周辺ワードとその評価結果を、システムやアプリケーションで活用できます。
関係性APIが返却する評価結果は、交友関係の強さや意味、関心・興味・話題の度合い等の判定など、用途によって様々な解釈が可能です。例えば人と商品や場所をマッチングするシステムや、コンテンツを特徴や印象で分類するシステムなどの活用方法が考えられます。

関係性APIの8つの指標

■特徴

1.キーワードと周辺ワードの関係の「特徴」とその度合いを数値で表す独自の評価指標
「距離」「ホップ数」「つながりの数」「類似度」「意外性」「共感性」「特異性」「話題性」の8つの指標を提供します。これらの指標を、APIを連携するシステムの用途に応じて活用します。

2.あらゆるデータをシンプルなフォーマットに変換するだけで利用可能
入力できるデータは、購買履歴や移動履歴、Web閲覧履歴やアンケート、SNSなど多種にわたります。 これらは、クレンジング等の作業や、複雑な項目の設定・整形などはなしに、一定のフォーマット(CSV形式)に変換するだけで利用いただけます。

3.複数の異なる種別のデータを簡単に統合可能
異なる種別のデータを複数統合して利用できます。 自社のデータとオープンデータを統合する、複数の企業がデータを持ち寄って利用する、など、様々なデータを合わせて利用することで新しいサービスの開発が期待できます。

■コンテンツマッチングの実証実験概要

2016年5月、ガイアックスが本APIを用いて、Increments株式会社が運営する技術系情報共有サービス「Qiita」で、各ユーザにおすすめのコンテンツを表示する実験を行いました。おすすめしたコンテンツに対して、ユーザアンケートによる主観評価を行ったところ、75%の精度でユーザに適しているという結果が得られ、コンテンツのレコメンドという用途での有用性が実証されました。

■料金

初期費用無料、月額5万円(税抜)~
(※データの容量やリクエスト回数によって異なります。詳しくはお問い合わせください。)

※API Application Programming Interface


※プレスリリースに記載されたサービスの価格、仕様、内容、お問合せ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

【本件に関するお問い合わせ先】

※取材など随時対応しますので、お気軽にお問い合わせください。


株式会社 神戸デジタル・ラボ
担当 :先端技術開発部 山口 耕平(やまぐちこうへい)
TEL :078-335-5569
E-mail :[email protected]

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