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標的型攻撃メール訓練サービスSelphishをリニューアル<br>マニュアルがなくても訓練ができる、シンプルで使いやすいサービスを目指す
サイバーセキュリティ対策を考慮したアプリケーションやシステム開発などを手がける株式会社神戸デジタル・ラボ(兵庫県神戸市、代表取締役社長 永吉 一郎、以下 KDL)は2023年7月3日、企業向けに提供するSaaS型標的型攻撃メール訓練サービス「Selphish(セルフィッシュ)」において、お客様の声から生まれた新機能を追加しリニューアルしました。
■リニューアルの背景
メールを悪用したサイバー攻撃は後を絶たず、近年フィッシングメールの巧妙化などにより、企業や病院が個人情報漏洩のリスクに晒されるケースが増加しています。対策としてセキュリティ対策ツールの導入も重要ですが、従業員のリスク意識向上も同じぐらい重要です。
セキュリティ教育ツールの一つ、SaaS型のメール訓練サービスは導入が簡単で自由度が高いことが特徴ですが、自由度が高いがゆえに操作や設定に手間がかかるという面もありました。弊社のお客様でも、訓練実施の工数をなるべく下げ、訓練の計画や訓練後の教育に時間を使いたいという声もあり、この度Selphishを「マニュアルを読まなくても、初めてでも使える」メール訓練サービスへとリニューアルしました。
■リニューアルのポイント
1.視覚的にわかりやすいトレーニング設定画面
KDLのUI/UXデザイナーが監修し、画面の遷移がなく1つの画面で設定が完了するように改善しました。
画面遷移が少なくなることで、一覧性が高まる、画面読み込みの手間が少ない、継続的な作業がしやすい、などのメリットがあります。
2.初めて訓練を実施する担当者に優しいヒントボタンを設置
Selphishの過去のお問合せ内容を分析し、初回利用の方に多い質問を把握。よくお問合せをいただく設定画面や項目にヒントボタンを設置しました。
マニュアルやFAQを見なくても設定できるため、初めての方でも安心です。
3.訓練の効果を簡単に計測できるアンケート機能
訓練担当者の悩みの一つに、対象者がメールに気づかず削除したのか、怪しいメールと判断して削除したのか分からないことが挙げられます。そこで今回のリニューアルで、アンケート機能を新しく開発しました。
アンケートにより、訓練メールの閲覧があったのか、社内のルールを理解した上で行動したのかなど、訓練の効果をより正確に測定できるようになります。
4.結果を迅速に共有しやすいレポーティング機能
メール訓練結果とアンケート結果をPDF形式でダウンロードできます。
これまでも管理画面では見ることができましたが、自社内で共有・編集が難しい面がありました。
そのため、結果を迅速に共有・周知できるよう、PDF形式の出力機能を開発。訓練における開封率のほか、対象者一覧を出力することもできます。
■Selphishとは
Selphishは、標的型攻撃メールへの対策として、従業員に対して疑似的な標的型攻撃メールを送信することで、標的型攻撃訓練と教育を担いリスクを分析する、標的型攻撃メール訓練サービスです。
料金:年間メール送信数100通まで30万円(税別)
年間メール送信数1000通まで40万円(税別)
※その他のプランもございます。詳細は公式サイトでご確認ください。
公式サイト:https://security-academy.jp/
当社では、Selphishを通じて組織内で情報セキュリティを守る意識を醸成し、セキュアで持続可能な組織づくりに貢献して参ります。
【会社概要】
会社名 :株式会社 神戸デジタル・ラボ
代表者 :代表取締役社長 永吉一郎
所在地 :〒650-0034 兵庫県神戸市中央区京町72番地 新クレセントビル
設立 :1995年10月
資本金 :5,000万円
従業員数:163名(2023年6月現在)
URL :https://www.kdl.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
※取材など随時対応しますので、お気軽にお問い合わせください。
株式会社 神戸デジタル・ラボ
担当 :広報室 大野 北岡 岩井
電話 :078-327-2280 (テレワーク推進企業です。メールでご連絡いただけますと幸いです)
E-mail:[email protected]