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兵庫県立長田商業高等学校でアプリ制作の講師を務めました!

こんにちは、KDL広報室の大野です。
兵庫県神戸市にある兵庫県立長田商業高等学校(以下、長田商業高校)よりアプリ開発についての授業を行ってほしいと依頼をいただき、12月某日KDL デジタルビジネス本部 System Integration所属の熊谷 泰幸さんが登壇させていただきました。その様子をご紹介させていただきます。

Monacaを使ったアプリ開発を授業で

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長田商業高校は定時制の県立商業高等学校で、今年度からはじめてクラウド技術を活用した、「中高生向けプログラミング教育サービス『Monaca Education』」を使ったアプリ開発の授業を取り入れています。

私たちがお邪魔したのは3年生14名クラスで、皆さんすでにHTML、PHP、JavaScriptといった言語を勉強し、現在は「長田神社前商店街」と協力して図鑑アプリを制作中とのこと。その中でITに興味を持つ方も多く、実際のエンジニアの働き方やアプリ制作にも様々なやり方が存在することなどをご紹介させていただきました。

 

エンジニアの仕事とは何なのか

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講師役の熊谷さんは、開発者の多いKDLでもトップレベルでMonacaに詳しく、Monacaの開発経験が豊富な方です。資料を使い、アプリ制作案件がどのように進んでいくのか、開発期間はどれくらいなのか、エンジニアの仕事とは何なのか、それぞれに強みを持つほかのアプリ開発環境はどんなものがあるのか、などについてお話させていただきました。真剣な表情でメモを取りながら聞いていただき、熊谷さんの指導にも熱が入っていました。

まだ社会に出る前の生徒の皆さんには、様々な選択肢があります。今回実際エンジニアとして働く熊谷さんの授業を聞くことで、仕事をするということに親近感を感じていただき、少しでもITに興味を持っていただけると嬉しいです。

 

アプリ開発は、先の課題を解決するもの

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授業の終わりには質問タイムを設けました。「今は課題を進めるのに時間が足りないと感じているが(アプリ開発に関する時間は週に90分だそうです)、実際のアプリ開発にかかる時間はどれくらいか?」という、仕事として行う場合の自身のスピード感について尋ねるものや、「Monacaから一般的なサイトには遷移できるが、SNSアプリを開くにはどうするべきか?」といった実際にアプリ開発で困っていることなどたくさんのご質問をいただきました。

熊谷さんからは「アプリ開発は、アプリを開発するだけが仕事ではなく、開発したアプリによって課題を解決するもの。皆さんが制作したアプリがいつか多くの方の課題を解決するかもしれない」とお話されていました。

 

最後に

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今回の授業を通して、先生方ともたくさんお話させていただき、生徒の皆さんの個性にも触れる機会がありました。分からないことは自分で調べてどんどん進んでいける方もいれば、生徒同士で話し合うことが得意な方もいました。

皆さんがそれぞれご自身の得意分野を生かしたアプリ制作に取り組んでいただけたら幸いです。

執筆:大野 陽子

広報室

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兵庫県立長田商業高等学校の「活動成果発表会」に参加しました!