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皆さんこんにちは!KDL広報室の大野です。3月某日に神戸商工会議所 次世代産業委員会主催で開催された「デジタル化・DXによる業務効率化セミナー」にKDL執行役員・デジタルビジネス本部副本部長 柏原健が登壇しました。DXに関する同委員会主催セミナーは非常に好評で、今回で14回目となるそうです。今回もオンライン・現地含めて150名を超える方からお申し込みをいただきました。当日の様子をレポートします!
テーマは「デジタル化・DXによる業務効率化」
経営環境がめまぐるしく変化する中、業種・規模に関わらず企業は変革を求められています。こうした中、デジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める企業は着実に増加しています。
今回のセミナーでは、デジタル化・DXによるメリットの一つである「業務効率化の進め方」をテーマに、神戸商工会議所 DX支援事業の支援企業3社が、業務効率化に繋がる各種ツールやサービスを紹介します。KDLからはサイボウズ株式会社が提供する業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」についてご紹介しました。
「kintone」とは
「kintone」とは、業務に関連するアプリを構築できるローコード(※1)プラットフォームで、2021年12月時点で23,000社に導入実績があります。中小企業に強いイメージがありますが、東証一部上場企業の4社に1社が導入しています。汎用性が高く、業種を選ばずに導入できることもここまでシェアを伸ばした一因かと思います。
エンジニアでなくとも開発できることが魅力で、「ドラック&ドロップ」のようなビジュアルモデリングによる操作でロジックやUIを定義し、システムを開発できます。
このセミナーでも操作感が伝われば、とアプリ制作画面を使ってデモンストレーションを行いました。
※1:コーディングを伴わないでシステムやアプリケーションを開発できる仕組みをノーコード、最小限のコーディングで開発できる仕組みをローコードという。
質問とアンケート結果
セッション終了後には様々なご質問もいただき、オンライン参加の方からもたくさんご質問をいただきました。
基本的なPCスキル、例えばエクセルが使える方であれば使っていただけると思います。KDLの場合も総務・経理といったIT技術者ではない社員がアプリを作って運用している例がたくさんあります。
ITに詳しい社員が社内にいませんが、kintoneはそのような企業でも使えますか?
十分使えると思いますが、導入するときが一番ハードルが高く感じると思います。そういった時は弊社のような企業にご相談いただくのがいいと思います。ベンダーに全部作ってもらうよりも、一緒に伴走してくれるような企業とともに作ったほうが社内に知識やノウハウがたまっていくのでいいと思います。
kintoneのようなツールは社内でどんどん使っていくことが大事です。最初に必要な機能だけを外部ベンダーに依頼することもできますが、社内にノウハウが溜まらないため、後々やりたいことができない場合が出てくるかもしれません。ぜひ「一緒にやりましょう、一緒にやり方を考えましょう」という企業と導入されるといいと思います。
セミナー後のアンケートによりますと、約70%の方が「非常に良かった」「良かった」とご回答いただき、「実例のサービス内容、コストについてお話しされたので、概要がよく分かった」「実戦的な内容を紹介されているので、業務で困っている時にすぐに役立ちそう」「kintoneの使い方の参考になった」というお声をいただきました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
動画のご紹介
当日の登壇の様子をYoutubeで公開しています。ぜひご覧ください。
(動画:神戸商工会議所提供)
kintone活用に当たり、基本的なPCスキルがあれば使えるものですか?ある程度の専門知識が必要ですか?