「関西IoTビジネス共創ラボｘ IDEACTIVE JAPAN PROJECT コラボ企画」に参加しました

皆さま、こんにちは！KDL広報の大野です。

KDLがコミッティ企業として主催する「関西IoTビジネス共創ラボ」と日本マイクロソフトが共同で開催する初の大型コラボイベント「関西IoTビジネス共創ラボｘ IDEACTIVE JAPAN PROJECT コラボ企画」に参加して参りました！神戸三宮阪急ビル15階のアンカー神戸（Microsoft Base神戸）で開催されたイベント当日の様子をレポートします！

大型コラボイベント概要

関西IoTビジネス共創ラボが主催するイベントは今回で第6回を迎えました。コロナ禍に発足したという経緯もあり、完全オフラインイベントは初めての試み！第一部では、IoTを活用した取り組みについて株式会社アシックスやKDLが発表、またMicrosoft社の最新情報もご紹介されました。

第二部では「IDEACTIVE JAPAN PROJECT」の開催概要や、IoTの更なる発展に向けたワークショップも行われ、大きな盛り上がりを見せました！

IoTを活用した取り組み KDL

トップバッターはKDL、Data Intelligenceチームの原口俊樹より「AI＋IoTで社内の個室スペース空き検出」と題し、お話させていただきました。

KDLにおいて発生していた、半個室スペースの会議室利用状況が分かりにくいという問題を解決に導くこのシステム。実は今現在も稼働中です。AIとIoTのシリアル通信について、また、今後の課題としてデータ活用のためのシステム図を説明するなどKDLの活動をアピールしました。

IoTを活用した取り組みアシックス様

続いて、KDLも様々な取り組みでご一緒させていただいておりますアシックス坂本賢志様より「酪農分野のDX推進とIT教育との連携」についてご紹介いただきました！

お話では、スポーツデータ分析由来のデータ統合システムであり、現在はスポーツ、作業、健康促進活動などの分野で、様々な人／物の「稼働分析」が可能な”Lite DXソリューション”「TUNEGRID」について解説いただきました。酪農事業の課題を自動化する仕組みに挑戦された実証実験のお話では、乳牛の体調管理への活用方法の紹介や牧場の新たな楽しみ方の提案もされていました。質疑応答では坂本様のお人柄から会場が笑いに包まれるシーンもありました！

Microsoftより最新情報

日本マイクロソフト株式会社の平井健裕様からは、「Microsoft最新情報」をテーマに、海外での実証実験やエッジ AI ソリューションを作成するための包括的で使いやすいプラットフォーム「Azure Percept」についてご紹介いただきました。

また、「Microsoft Defender for IoT」については、IoTのセキュリティを非常に重要視して開発されているセキュリティ総合ソリューションだとご説明。今後の開発（実装）予定についても言及され、参加者の皆さまも真剣に聞き入っていらっしゃいました。

IDEACTIVE JAPAN PROJECT開催概要

東京エレクトロンデバイス株式会社の中村琢哉様が登壇され、先月から開催中の日本最大級のビジネスアイデア＆ハッカソンコンテスト「IDEACTIVE JAPAN PROJECT」について解説されました。

このプロジェクトは、一人ひとりのひらめきやアイデアから、世界中の人々に愛される日本発の兆円単位のビジネスが新たに誕生することを目標に進められており、現時点では「ひらめき力チェック」「ひらめきスタディ」などのプログラムを提供されています。

ひらめきアイデア課題解決ワークショップ

このイベントの締めくくりは、「IDEACTIVE JAPAN PROJECT」にちなんだワークショップです。ここでは、参加者の皆様に「神戸の人流を促す新しいアイデア」を目指して、アイデア出しをしていただきました。

今回は、必ずアイデアを出してもらうための手法として、「ペア・アイデア出し」を採用しました。まずは一人でアイデアを出したあと、参加者にペアになっていただき、相手にコメントをもらいます。その短いサイクルを交代で何度か繰り返して、最終的にブラッシュアップしたアイデアを図や絵にまとめてもらう、という流れで実施しました。

異なる専門の人同士の連携で、アウトプットとインプットを繰り返すことで、新しいアイデアを出す手法です。

本イベントで初めて出会った方同士のディスカッションでしたが、時には白熱している様子も見られました。最後の発表では、我こそはと手を挙げてくださった方々より、参加者全員を唸らせるアイデアも出るなど、活気あふれるワークショップとなりました。