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【KDL-IoT blog】ラズパイにオムロンの環境センサーを繋いでCosmos DBにセンサーデータをストアする

はじめに

以前の記事にて温度センサーから取得したデータを IoT Hub と Stream Analytics を使って、Cosmos DB にストアする方法を紹介しましたが、今回は温度だけでなく湿度、照度、気圧、騒音、3軸加速度、eTVOC 等も取得可能なオムロンの環境センサー(2JCIE-BU)を新たに購入しましたので、このセンサーを使って様々なデータを取得して、Cosmos DB にストアしたいと思います。

また、昨年の11月頃に、IoT Hub から Cosmos DB へ直接データを送るカスタムエンドポイントがパブリックプレビューになったと発表がありましたので、今回はこちらの機能を使って Stream Analytics を使用せずに、IoT Hub から直接 Cosmos DB にデータを送信してみたいと思います。

システム構成図

今回は以下のようなシステム構成を構築していきます。

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※ラズパイはRaspberry Pi 4Bを使用しています。

  1. オムロンの環境センサーで計測した各センサーデータを取得
  2. 各種センサーデータを整形してIoT Hubに送信
  3. Cosmos DBのエンドポイントにセンサーデータを送信

前回と違うポイントはセンサーが温度センサーからオムロンの環境センサーに変わったことと、Stream Analytics を使用しなくなった部分です。

詳細はこちらから
ラズパイにオムロンの環境センサーを繋いでCosmos DBにセンサーデータをストアする