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2023.07.19
お知らせ KDLが参画する北海道大学主導のプロジェクトが「令和5年度 オープンイノべーション研究・実用化推進事業」に採択されました
7月18日、北海道大学主導でKDLが参画する「放牧基盤型飼養のための IoT と宇宙技術による戦略的スマート畜産技術の開発」が、生物系特定産業技術研究支援センターの「令和5年度 オープンイノべーション研究・実用化推進事業」に採択されました。
「オープンイノべーション研究・実用化推進事業」は、農林水産・食品分野において産学官の連携により新しい技術やアイデアを生み出し、それらを社会に実装するための研究開発を支援する提案公募型の研究事業です。
今後の展望
本プロジェクトは、これまで十分にデジタル化が進んでいなかった酪農業界において、酪農家と連携し、現場のニーズに即した技術提供を行うことで、次世代のための持続可能な酪農業の実現を目指しています。KDLは、培ってきたIoT・AI技術活用の知見やノウハウを活かし、酪農業の業務効率化と収益向上を目的としたスマート畜産管理システムの構築に貢献してまいります。
「放牧基盤型飼養のための IoT と宇宙技術による戦略的スマート畜産技術の開発」プロジェクト概要
代表機関 | 北海道大学 |
研究統括者 | 北海道大学 後藤貴文教授 |
研究目的 | 畜産経営における放牧基盤型飼養によるコスト低減と労力低減を実現する放牧牛の IoT 及び宇宙技術を用いた戦略的なスマート畜産管理システムを構築する |
研究内容 | ①スマートフォン等によるカメラ画像による体重測定技術の開発
②個体情報と連動した遠隔個体別⾃動給餌機の開発 ③高精度な衛星技術と AI による放牧牛動態把握技術の開発 ④放牧牛スマート統合管理システムの開発 |
KDLは、②と③の設備開発を担当予定です。