2017年8月24日 15:44

IoTトイレセンサはフランスでおしゃれに展示されていた

IoTトイレセンサがユネスコ創造都市ネットワーク関連の展示会で神戸市代表として採択されたことを6月に発表しましたが、フランスのアンギャンレバン市で展示された様子を、「デザイン都市・神戸(※)」を推進する神戸市の担当職員の方に教えていただきましたので、行ってきた風にレポートします。

ユネスコ創造都市ネットワークとは、異なる文化の相互理解をめざすユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が、文化的な産業の強化により都市の活性化をめざす世界の"創造都市"の連携による相互交流を援助するため、2004年に創造都市ネットワークを創設したものです。神戸市は、2008年にユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市に認定されています。

採択されフランスに飛んだ、IoTトイレセンサというのは、トイレのドアの開閉をセンサで検知して、空き状況をアプリで可視化するもので、実験に際しては多数のメディアに取り上げていただきました。

展示されていたのはフランスの内陸にある、カジノで有名なアンギャンレバン市の中心部に位置する、ここ。

中に入るとこんな感じでした。ユネスコ創造都市ネットワーク事業および22都市の説明がパネルに掲載されています。

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展示会場はこの奥です。

これがフランスの展示会。会場全体のおしゃれな雰囲気に圧倒

展示会場全体の写真。細部にわたるまでものすごくおしゃれで、さすがフランス!と感じます。全体の色使いも見事。

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立ててあるパネルの裏側に各国から来た展示物が並べられています。日本からは神戸市の他にも名古屋、海外は中国の北京と深セン、アメリカのデトロイト、イギリススコットランドのダンディー、カナダのモントリオール、フィンランドのヘルシンキなどの都市から展示品が集結していました。

展示は、「AT HOME」、「IN THE CITY」、「FOR OUR BODY」、「WE ARE TALKING TO YOU」という4テーマに分けられていました。

トイレセンサも美しく

こんなきれいな展示会場にトイレとか、大丈夫なのか・・と思って探してみると、「IN THE CITY」の一角にありました。

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なんと、トイレがおしゃれに展示されています。この丸いのはスピーカーで、ここでトイレセンサの説明が音声で流れるようです。
こんな感じです。--------Toilet Vacancy Checker currently in its prototype state, comes in handy: it's a sensor fitted in communal toilets paired with a mobile app. Quite simply, it lets you know if the loos at work are free thus preventing a wasted journey.

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来場者からは、「コンサートなどの多数の来場者が限られた時間にトイレを利用する場合などにはとても有用」などの声を頂戴しました。

デザイン性にあふれた他の展示物を一部ご紹介

スマートシティ、住まい(家の中)、環境、健康 のどれかの分野に関するIoTデバイス(コネクティッドオブジェクト)という募集内容での展示の品々です。せっかくなので、いくつか他の展示品もご紹介します。

まずは、「WE ARE TALKING TO YOU」のエリアに展示されていた、インパクト抜群のこちら。「EAR BALL FOR EMPATHY」というタイトルで、なんと名古屋からプロトタイプとして出展されていました。発達障害の方の感覚を、共有できるそうです。

toilet_unesco010.jpg<EAR BALL FOR EMPATHY>

こちらは、「AT HOME」エリアに展示されていたフランスのパリから出展の「BUDDY」。オープンソースロボットで、住人の大事な用事をリマインダしたり、家の中をパトロールして問題があれば喚起したり、こどもたちと遊んだり、国語や算数を教えたりできるとのこと。こちらもプロトタイプとして出展されていました。日本にはないかわいらしいビジュアルです。

toilet_unesco008.jpg<BUDDY>

「FOR THE BODY」エリアにあったこちらも、パリから。メディカルデバイスを開発している企業から、「INSPAIR」というタイトルの吸入器のプロトタイプです。喘息や慢性気管支炎の方が使います。吸入時に吸入の状態をモニタリングして分析するそうです。医療用品とは思えないくらいおしゃれです。

toilet_unesco011.jpg<INSPAIR>

同じ神戸の神戸芸術工科大学からは、「IN THE CITY」エリアに傘が展示されていました。「INFOSCAPE」というタイトルのこの傘、今はアイデア段階ということですが、大気の汚染状況によって、傘の色や模様などのデザインが変化するそうです。

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<INFOSCAPE>

他にも、ジャンプの数や消費カロリーを計測して埋め込んたLEDでリアルタイムに視覚化する縄跳び、紫外線量によって色が変わる日焼け止めクリーム、顔に当てて肌の水分量を計測し、置いておくとその場所の湿度などを計測して注意喚起を促すスキンケア用のデバイスなど、日本ではなかなかお目にかかれない面白い展示品がありました。展示物の一覧はこちらからもご確認いただけます。

このたびはこのような機会をいただきありがとうございました!


デザイン都市・神戸・・・

神戸市では、神戸の資源や魅力をデザインの視点で見つめなおし、磨きをかけることにより、新たな魅力と活力を創出し、くらしの豊かさを創造する都市戦略「デザイン都市・神戸」を推進しています。
「ICTであれデザインであれ、活用していくツールは違っても、人間の創造性で社会にある課題を解決しようという目的は同じ。民間の方々とも密接に協働しながら進めていきたいと考えています。(神戸市ご担当者より)」

松丸

筆者:松丸恵子

広報室

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