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「TEDxKobe 2018」を楽しむ。初のサテライト企画がアツかった!

9月24日に開催されたTEDxKobe
KDLはコアパートナーとして今年も協賛させていただきました。

そして今回はTEDxKobe初となるサテライト会場との連携企画も開催。ロゴパートナーとして協賛されている株式会社アシックス様本社「アトリウム」をお借りし、同じくロゴパートナーの日本イーライリリー株式会社様と3社で企画を進めてまいりました。当日は39名の方に参加いただき、サテライト会場も大いに盛り上がりました!

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サテライト会場と本会場を結ぶ

サテライト会場で行った取り組みは、参加者を7グループに分けてグループワークを行うというものです。グループワークのテーマは、本会場のSession1のスピーカーであった、恵風✖松本哲生(和太鼓)さん、話し方・伝え方コンサルタントの松本賢一さん、「ペイシェントサロン協会」立ち上げ人の鈴木信行さん、「たつえママ」こと岡田龍絵さんのプレゼンを聞き、心に残ったテーマをグループで1つ決め、「トーク×自分の強み」で、自分や自分の周りを少しでも良くするための新しい行動・試みを議論しプレゼンするというもの。

プレゼン時間はなんと90秒!
「起承転」を話している時間はありません。どうにかして自分たちのたどりついた「結」を、いかに分かりやすくプレゼンするか、ということでプレゼンターからも緊張が伝わります・・・。

各チームの発表

 ※途中本会場の中継が途切れるトラブルがあり、テーマの選出に偏りがあります。大変申し訳ありません。

チームA

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「たつえママ」こと岡田龍絵さんのプレゼンについて。

新しいことにチャレンジする環境づくりは難しいが、キーワードは外部交流ではないかと考えます。一人で何かを成し遂げるのは難しく、人の協力は無くてはならないものと感じました。

本会場より:女性の社会進出は国としても大きなテーマ。たくさんの方に思い切ってたつえママのようにたくさんの女性に社会に出ていただきたいですね。

チームB

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「たつえママ」こと岡田龍絵さんのプレゼンについて。

たつえママに習い、明日から「スナックユキ」をオープンします!
新しいことを一緒に考えましょう、皆さんなら何をしたいですか?

チームC

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話し方・伝え方コンサルタントの松本賢一さんのプレゼンについて。

どうやって?ではなく、なぜコミュニケーションをとる必要があるのか。皆さんはどの段階でコミュニケーションを意識しますか?新しいコミュニケーションのあり方について考えていきたいです。

本会場より:個人と個人でなく団体で考えてもいいのかもしれません。プロセスに対してではなくとも、コミュニケーションは推進できるはず。SNSでの発信も重要ですね。

チームD

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「たつえママ」こと岡田龍絵さんのプレゼンについて。

岡田さんのプレゼンを聞いて、「あれ?これマッチに似ていませんか?」と思いました。
マッチも一度すって火が付かなければさまざまな角度からトライします。そして火が付いたらそこから何かを燃やすんです。燃えているところから火をもらったり、もしかすると自然発火が起こったりということから面白いことが始まることもあるのかもしれません。

本会場より:マッチという発想はすごく面白いですね、発火点が必要だというのはコミュニケーションのやり方としてすごく面白いアイデアだと思いました。

チームE

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「たつえママ」こと岡田龍絵さんのプレゼンについて。

コミュニケーションを促進するアプリケーションとして「やっちゃった!」を共有するSNSを運用するのはいかがでしょうか?「忘れ物しちゃった」「遅刻しちゃった」など日常のやっちゃった話を共有できると、後々のお酒の席でももっとコミュニケーションがとりやすくなるのでは。

チームF

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「ペイシェントサロン協会」立ち上げ人の鈴木信行さん、「たつえママ」こと岡田龍絵さんのプレゼンについて。

共同コミュニケーションメーカーとして、社会をよくしていけるのではと考えました。一方通行のコミュニケーションが多いけれど、鈴木さん、岡田さんのプレゼンで双方向のコミュニケーションを促進したいという思いが強くなりました。

チームG

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「たつえママ」こと岡田龍絵さんのプレゼンについて。

たくさんの人にもっと地方に行ってほしいというお話しから、「じじいと若者をつなぐSNS」を作ってはどうかと考えました。IT技術で両者をつなぐことで高齢者の知恵を共有してもらったり、若者から今の技術や情報を伝えることでもっと分かり合えるのではないでしょうか。

会場より:飲みにケーションを嫌がる若者が多いという話は聞くけれど、そもそも飲みに誘える関係性を作ることができているのか、が問題なのでは。自分から心を開いていくことが必要だと感じました。

サテライト会場からの意見に岡田龍絵さんからは、「地方を盛り上げたい気持ちは同じ、やりましょう!諦めないことが大事です。地方では都会のようなスピードで話は進まない。ただ都会ではできないような素晴らしいことができたりするんです!」とご意見をいただきました。

サテライト会場小話

サテライト会場では自分は何チームなのかを受付時に知るシステムでした。初めて顔を合わせたばかりのメンバー。名刺交換もそこそこに本会場の様子が映し出されるモニターを見つめ、休憩時間やランチタイム、グループセッションを進めていく上でどんどん打ち解けていかれました。

終了後は、本会場で行われたアフターパーティに足を運ばれた方も多く、そちらでも活発な議論が行われるとともに大いに盛り上がりました!中にはすごく気が合うチームがあったのか、その後一緒に飲みに行かれ、セッションの続きの熱い談議が行われたのだとか。

ちなみにサテライト会場のランチは、神戸三宮のデリカテッセン「ベル・ターブル」のケータリングでした!温かく、しかも目にも舌にも美味しいランチに参加者のやる気も上がり、デザートを食べながらディスカッションを進めるというぜいたくな時間を過ごしました。
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既に「来年はあの企業でやりましょう」「サテライト会場にもブース展示してはどうでしょう」「本会場とのやり取りはもう少し時間をとってお互いの代表がディスカッションをするというのも面白いかもしれない」など、展望が膨らんでいます。このいい流れを来年に繋げられるよう、日々邁進してまいります。

最後になりましたが、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。そして、運営メンバーの皆様、お疲れ様でした!

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