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自社でもDXはできる?DXの始め方

みなさん、こんにちは!
エンゲージメントリードの飯塚です。
さて、このブログにたどり着いた方の中には、以下のようなお悩みを抱えながら「DX やり方」「DX 進め方」などで検索された方が多いのではないでしょうか。
「DX進めたいけど、デジタルのノウハウがない・・」
「DXどう進めていけばいいかわからない・・」
「蓄積しているデータをどのように活用していけばいいかわからない・・」
「トップから我が社のDXは任せた!と言われた」
前回の立花さんのブログでは、「なぜ『DX』しなければならないのか」についてお話しました。 このブログでは、みなさんがDXを進めていくための考え方や方法について書いていきたいと思います。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは

経済産業省が公開している「DX 推進指標」とそのガイダンスのDXの定義によれば、
DXとは “企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や 社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務その ものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること“
と定義されています。
・・・・なんか難しいですよね。
DXは、なぜ進まないのか。失敗する考え方

先程の定義を読んでみなさんは自社のDXをどのように考えましたか?
「よし!デジタル化するぞ!」
「デジタル技術がないなぁ・・」
「とりあえずデジタル部門を設立しよう!」
このように考えて始めると、DXはうまく進まないことが多いです。
DX推進で一番陥りがちな発想は 「デジタルから考える」です。
定義を改めて見ていくと、デジタル技術はあくまで”活用するもの”です。 “競争上の優位性を確保すること”を考えていないままDXを進めようとしてしまうと、ただシステム化されるだけで、ビジネスモデルの変革にはつながりません。
DXの始め方

では、DXを進めて”競争上の優位性を確保する”ために、何に取り組めばいいのか。
神戸デジタル・ラボでは、まず自社を見つめ直すことをおすすめしています
そもそもみなさんが働いている会社は、どんな会社でしょうか?
どんなことを大事にして日々働いているのでしょうか?
何を実現してくれる会社なのでしょうか?
まずは自社の整理から進めていきましょう。
DXを進めようとしてこのブログを読んでいる方は、早速以下の質問について整理してみてください。
自社はどんな会社?
顧客はどんな方?
自社の経営理念は?
自社の文化は?
自社の強み・弱みは?
競合他社はどんなところ?
市場でのポジションは?
まずは自社を見つめ直すことで、目指すべき姿やそこへ向かうための課題・アイデアが少しずつ見えてきたのではないでしょうか?
では、お客様のためにみなさんはどんなことを進めていきますか?
アイデアが出てくればもうDXは始まっていますよ!
神戸デジタル・ラボの「デジタル・コラボレーション」(DC)について
神戸デジタル・ラボでは、お客様と共に考え・協働・共創しながらお客様の事業そのものに伴走する「デジタル・コラボレーション」(以下DC)サービスを提供しています。 神戸デジタル・ラボの考えるDCサービスは、単にDXを進めるだけではなく、神戸デジタル・ラボとお客様が共に考え、行動することでお互いのノウハウやスキルを共有し、最終的にはお客様自身でDXを進めていけることを目的にしています。
デジタルのプロである神戸デジタル・ラボと、その業界のプロであるみなさんで、貴社にマッチしたDXを共に考えていきませんか?
お客様と共に考えゴールを目指すKDLのデジタル・コラボレーション

筆者:飯塚友哉
エンゲージメントリード Human Centered Designer