KDL BLOG
私のDX体験談 スーパーの駐車場編
こんにちは、エンゲージメントリードの立花です。
同じ体験でも年齢、性別によっては受け取り方が全然違ったり、感じ方も異なる場合がありますよね。
そこで、今回は最近私と私の母が体験したDXについて書いていこうと思います。
お天気のいいお休みの日のこと
つい先日のことです。
母と車で出かけた際に、普段あまりいかないスーパーに立ち寄りました。
スーパーの駐車場に車を止めようとすると、なんと、その駐車場では駐車券が発行されませんでした。
かといって、駐車場スペースに番号が振られているわけでもありません。
なんで?(もしや駐車料金タダ!?)と思って車を降り、説明が書かれている看板を見に行きました。
それなりに都会のスーパーです。当然、タダなんてわけもありません。
初めて出会ったカメラ式駐車場
どうやら、駐車場の入り口にカメラが設置しており、車のナンバープレートを撮影し、入庫時間を把握しているらしい。
帰りにスーパーの出口にある精算機で自分の車のナンバープレートの番号を入力すると、駐車時間が計算され、精算できる仕組みだそうです。
スーパーの駐車券割引サービスは、レジで伝えると、レシートのようなものにQRコードがついた紙を渡され、精算時にそのQRを精算機に読み込ませると割引が適応されるようになっていました。
出庫時にもナンバープレートが撮影され、精算済み車両か確認したのちにゲートが開くようになっています。
後で調べてみると、この駐車場はカメラ式駐車場というそうです。
実は数年前からこの形式の駐車場ができはじめているようで、このスーパーには最近導入されたらしい。
私と母で反応が違った
説明を読んだ私は「ほぉー!!」と感心しました。
駐車券持ってくるの忘れたわーってのがないし、出口でぎりぎり駐車券入り口まで手が届かない…なんてことも起こらないし、これは楽だ!DXだ!と。
一方で、ドライバーの60代の母はそうではなかったらしい。
まず、第一声が「なんかようわからんわ」
「え、今一緒に説明よんだやんな?何が分からんのだ」と私は思いました。(口に出てたかもしれない)
聞いてみると、まず駐車券がないというのが不安、ナンバープレートが撮影される?本当にナンバープレートを入力したら精算されるのか、自分に操作ができるのかなどと言います。
色々あるが、つまりは未知との遭遇なので自分にできるのか不安だそうだ。
一度体験すると変わる
説明を読んでもわからないのであれば、あとで一緒にやってみようと、とりあえずスーパーで買い物をしました。
買い物も終わり、いざ!精算!私が操作をしては何もなくあっさり終わってしまうので、母に操作をしてもらいました。
画面に表示されるとおりにタッチ、その後ナンパ―プレートの4桁の番号を入力。
すると入り口で撮影されたマイカーの写真がでてきたので、それを選択。
駐車料金が表示され、QRで割引券を読み込ませると精算完了!
そのまま出庫してくださいとの指示が画面に表示されました。
なんと簡単なのでしょう!!
操作前は構えていた母も、ポチポチと自身で操作してみると、だんだんあら?という顔に変わり、入庫し看板を読んでいた頃の不安はどこへやら。
操作を終えるころには
「簡単やったわ!便利な世の中になったもんやなー」
といっておりました。
DXを進めていくにあたり
私たちやこれからのデジタルネイティブ世代は、きっとDXに対してもそこまでの抵抗がないでしょう。
むしろ、そうなっていて当たり前という環境で過ごしています。
しかし、DXに抵抗のある人たちは、私の母のように「やったことないから不安。自分にできるかわからない。」と感じる人も多いのだろうなと思いました。
だからこそ、私たちは一度体験してみる、体験するきっかけを作るというのが、DXを進め、浸透させていく大切なことなんだなあと自分の母の様子を見て実感しました。
筆者:立花理江
エンゲージメントリード