KDL BLOG
KDLの「思考メソッドの組み合わせ」って何だろう?(3CとSWOT編)
みなさん、こんにちは。エンゲージメントリードの森本亜佐子です。
現在、KDLでは、お客様と共に考えゴールを目指す「デジタル・コラボレーション(DC)」サービスを提供しています。
「デジタル・コラボレーション」では、3つの特徴として、以下を挙げています。
01:データ駆動型
02:伴走スタイルの推進
03:思考メソッドの組み合わせ
前回は、「02:伴走スタイルの推進」についてお伝えしました。
今日は、3つ目の「03:思考メソッドの組み合わせ」についてわかりやすくお伝えしたいと思います。
思考メソッドの組み合わせとは
上図の真ん中にある「ビジネス思考」は、 お客様自身に、お客様の企業または事業の市場を把握・分析していただき、自社がどのような優位性・創造性を見い出すかのポジショニングを明確にし、共通認識とします。
この市場を把握・分析するというフェーズで使っているのが3C分析、SWOT分析、クロスSWOT分析です。
それぞれは、マーケティング分析のフレームワークで、ネットで調べれば説明が山のように出てくるので、ここでは説明を省きます。
え、じゃ、今日は何を?
今日は、これらのフレームワークを私達がどのように使っているかを教えちゃいます。
3C、SWOT、クロスSWOTの使い方
お、そんなこと内緒にしたほうがいいんじゃない?という声も聞こえて来そうですが、思い切って公開しちゃいます。
フレームワーク
じゃ、じゃーん。これです。
あれ?何が違うの??と思われたそこの方。
私たちは、3C、SWOT、クロスSWOTのフレームワークを別々ではなく、一緒に使います。一つのボードにフレームを一気に用意しましょう。
そして、数名のチームで調査開始!!!
基本的な順番は以下の通りですが、ネットでFACTを集めていくと 、「あ、これ脅威やん」とか「これ強みじゃない?」などの意見が出てくるので、都度入力していっちゃいましょう。重要なのは、会話すること。そして会話をすると 「今、いい事言うた!」っていう場面があります。そんなときは3秒巻き戻してFreeへ書く!!
思考の順番
(個人ワーク)
- 3C顧客
- 3C競合
- 3C自社
- SWOT
(チーム)
- 個人ワーク1〜4 振り返りのディスカッション
- クロスSWOT
- 3C課題・KFS
使い方ポイント
分類がわからないものはFreeへ。
あ!とアイディアがでたらFreeへ。
煮詰まってきたら、声に出してみる。
「○○○はXXXである」という書き方をする。
コツ
- フレームワークは一気に用意する
- 最初は個人で考える。その後、チームでやる
- 会話する
これが思考メソッドの組み合わせです。
フレームワークを使うときの注意点
ここでフレームワークを使うときの注意点を書いておきます。
それは、フレームワークを使ったからといって 絶対の正解はないということです。あくまでも整理するために使い、皆で実施すること、皆で共通認識と納得感を持つことが重要です。
また、今日書き出した内容は、日々変化するものです 。
ということで、私達の3C、SWOT、クロスSWOTの使い方の紹介を終わります。
さいごに
さあ、私達と一緒に、デジタル・コラボレーションをしてみませんか?
筆者:森本亜佐子
エンゲージメントリード Project Designer