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皆さま、こんにちは!KDL広報の大野です。
KDLがコミッティ企業として主催する「関西IoTビジネス共創ラボ」と日本マイクロソフトが共同で開催する初の大型コラボイベント「関西IoTビジネス共創ラボ x IDEACTIVE JAPAN PROJECT コラボ企画」に参加して参りました!神戸三宮阪急ビル15階のアンカー神戸(Microsoft Base神戸)で開催されたイベント当日の様子をレポートします!
「IDEACTIVE JAPAN PROJECT」とは

IDEACTIVE JAPAN PROJECTは、一人ひとりのひらめきから、世界を変える兆円規模のビジネスを創りだすことを目指すプロジェクトです。アイデア投稿が相次いだため当初の予定より締め切りを三カ月延ばし、一年を超える長期イベントとなりました。2023年3月31日が申し込み締め切りです。
アイデアを生み出すためには想像力が必要ですが、参加するにあたって今自分の想像力がどれくらいあるのかチェックし、それを伸ばす取り組みが「ひらめき!アイデアコンテスト」です。募集テーマは「SPACE」「SDGs」「Entertainment」「XR」「IoT」「AI」の6カテゴリ。イベント冒頭では、これらのテーマについてと、エントリーやコンテストなどの全体の流れを説明しました。
今回の「アイデア創出」ワークショップは

オンラインワークショップでは、「ペア出し」というディスカッション手法で、ルールとして「プレイズ・ファースト」を用いました。これは、相手のアイデアの良い所に光を当ててコメントすることで、アイデアを言いやすい場をつくり、肯定されることで創造性のエンジンが回り始めるというものです。実際にお二人でアイデアをディスカッションし、再度アイデアをブラッシュアップさせた上で発表いただきました。お二人のアイデアは発表前のため、ここで詳細にはご紹介できないのが残念です。どんな話し合いになったか、少しだけご紹介します!
参加者のお一人が出された「拠点を持たない教育系プログラム」のアイデアに対して、メタバースを視野に入れた展開も面白いのではないか?という意見がありました。発表者からも仮想現実上であればアクセスできれば参加できることから、体験学習や自立型の学習、ハンディキャップを持った子どもたちにも学びの場を提供できるのではないかと考えているというお話もありました。
もうお一人が出されたアイデアは「母親のデジタルスキルを上げる」というものです。子どもの手が離れたタイミングで通える職業訓練校のようなものと人材派遣業を運営できないか?というアイデアでした。母親はマルチタスクを極めている存在、その存在にデジタルスキルが加われば、社会に新しい視点が生まれるのではないか。それに対し、母親が母親に教えていけるような循環が生まれるといいのでは?という意見もありました。
応募するための「リーンキャンバスの書き方」

リーンキャンバスとは9つの項目からビジネスモデルをまとめるフレームワークです。どんなユーザに何を提供するのかを考えて書いていくもので、KDL飯塚より、スタートアップに特化したビジネスモデルの特徴や構成、メリットをご紹介させていただきました。
具体的なサービスを描くことが重要で、チャネルは広告やSNSでするのか、どのようなビジネスモデル(広告収入、サブスクリプションモデルなど)で主要なKPIを設定するのか、など詳細に設計していきます。競合が出た時にも負けないサービスの強みを明らかにすることも重要です。
また、「このサービスを絶対使うだろうなという人(身近にいる個人まで落とし込むと書きやすい)」を設定し、その人が抱えている課題や、その課題にどんなものを提供するのかを明確にします。提供したい価値を見出していたのに、考えていくうえで違う方向に行ってしまった、ということが無いようにしっかりと明確化しておきたい、といったポイントを飯塚よりお伝えしました。
最後に
アイデアを発表いただいたお二人からは、「相談したアイデアを応募する場合のカテゴリは?」「グループで応募したいときはどうしたらいいのか?」など応募を前提に具体的な質問がありました。いただいたご質問には東京エレクトロンデバイス株式会社の中村や運営メンバーがお答えし、イベントは終了しました。
申し込みの締め切りまで一か月を切っています、お二人のアイデアがブラッシュアップされより素敵なアイデアとなることを心より楽しみにしております!
「IDEACTIVE JAPAN PROJECT」については、以下URLより詳細をご確認ください。
https://www.ideactive.jp/
