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Ogaki Mini Maker Faireに出展してきました

KDL Make部は社内のものづくりに興味がある有志社員によって発足したサークル活動です。活動期間は1年未満とまだまだこれからなのですが、今年の目標であった12月1日、2日と岐阜県の大垣市で開催された、「大垣ミニメイカーフェア2018(OMMF)へ出展をしてきました。そこで今回は参加したメンバーを交えOMMFをレポートさせていただきます。

2018年12月1日(土)~12月2日(日)の2日間、岐阜県大垣市で開催されたOgaki Mini Maker Faireに、KDL.Make部のみなさんが参加して参りました。
企業の有志や学生など様々な分野のつくり手「Maker」たちが全国から集まり、つくったものを見せ、語り、その楽しさを共有するイベントです。「Mini」とつくものの、150近いブースが出展して2日間大賑わいを見せていました。

ogaki_maker.png

初めて出展してみた感想

中西

さっそくですが、今回初めてメイカーフェアに参加となる、山下、別城のお二人に話を伺いと思います。初参加でどうでした?

山下

先月の横浜ガジェットまつりとはまた違った雰囲気で、個人出展が多く個性的なものが多かったと思います。以前からMaker Faireに参加したかったので、当日はずっと感動しっぱなしでした。

別城

そうですねー。横浜ガジェット祭りに比べて、いい意味でぶっ飛んでる作品が多かったですね。他の作品を見ても驚くことばかりで新鮮でしたし面白かったです。

中西

久野は東京メイカーフェア2018には来場者として参加していましたよね。東京のメーカーフェアと比べて、OMMFはどうでした?

久野

大垣の水やお土産の物販など、地域振興やご当地への愛を感じましたね。あとは、東京と比べてベビーカーに乗っているような小さいお子さん連れが多かったような気がします。

中西

今回は無料駐車場が完備されており、小さな子供を連れて車で来場できるような立地条件も関係しているのかも知れませんね。

出展時に来場者にいただいた反応で印象的なものは?

中西

皆、メイカーフェアへの出展は初めてですよね。ぶっちゃけ出展してみてどうでしたか?印象的な来場者の反応とかあれば教えてください。

別城

久野さんがおっしゃるように、想定よりもお子さんを連れた家族連れの方が多く、デジぴよや爆走AIラズ&パイに興味を持って下さるお子さんが多かったという印象ですね。見た目にもかわいい爆走AIラズ&パイは子どもウケしそうだなと思い、キングスライムを乗せてみたので良かったです!

爆走AIラズ&パイ(左)とデジぴよ(右) 爆走AIラズ&パイ(左)とデジぴよ(右)
<爆走AIラズ&パイ(左)とデジぴよ(右)>

山下

僕は、近所のご家族連れの他にも、わざわざ遠方から大垣に来られて、自分の仕事の課題解決に何か参考なるのではと見て回っている方とも結構話しました。IoTやAIの技術を使って問題を解決したいと思っている人は多いのだなと思いました。

久野

来場者として行くのとは違って出展者として参加すると、準備からブース対応、片付けまで滞在時間が長いので、周辺の出展者と仲良くなれたことも収穫だったなと思います。交代で他のブースも回ったけど、なるべくたくさんの出展物を見て回るのに、あまりひと所にとどまらず動き回ってました。

中西

確かに久野さんはいろんなブースを行ったり来たりめっちゃ動き回ってましたよね(*^▽^*)

僕が意外に感じたのは、雷観測リストバンドが意外と皆さん気になっていたことですね。雷を検知するという目的そのものよりも、基板むき出しなのが特定の人に刺さるのはメーカーが集まるイベントならではと思いました(笑)。ルワンダ人以外にもウケたのが良かったです!

雷観測リストバンド
<雷観測リストバンド>

自分の出展物を全力でPRしてください

別城

爆走AIラズ&パイは、体のポーズでラジコン(GoPiGo)を動かすという割とシンプルなものですが、楽しんで体験していただけるというのがポイントだと思います。他の方が遊んでいるところを見て「何しとるんやろ?」と興味を持っていただけますし、お子さんから大人の方まで実際に体験して「面白い!」といっていただけるのは嬉しいですね。

爆走AIラズ&パイ
<「爆走AIラズ&パイ」でポーズを決める来場者>

山下

もともとは、出展するにあたって子どもが喜ぶものを作りたい、傍から見てもおもしろいものを作りたいという気持ちでアイデア先行で企画しましたしね。kinectやV-Tuberが使っているような機器を使えば同じようなことはできるんですが、誰でも真似して作れるようにお金をかけずに実装することにこだわりました。
来ている人にちょっと恥ずかしいポーズをさせたい、という思惑もあったんですが、認識精度と処理速度に難があって、まずは使えるレベルまでにするのが大変でした。

久野

今回のセンサー付きの帽子(頭皮ざわざわハット)は、「乳がんを早期発見できるIoTブラジャー」のニュースをきっかけに、「身体の不調を早期発見できるのいいよね」と友人と話している中で生まれました。頭皮環境をセンシングすることで、AGAなど治療に活かせたら良いなと考えています。
また、センサーを身体の各所に仕込むことで、薄毛以外にも様々なコンプレックスや疾患に対応できる可能性を感じたので、他にも色々なものにセンサーを仕込んでみようと思います。

頭皮ざわざわハット
<頭皮ざわざわハット>

中西

僕は、顔認証+社員証でしか解錠できない、セキュアボックスです!画像認識系は、画像の光の加減で認識率が大きく変わるのですが、当日はブースの位置が逆光になってしまいほとんど動かず(>_<)。その他、以前に作っていた雷観測リストバンドや引っこ抜くと叫ぶマンドレイクは、音が大きすぎて他のブースに迷惑がかかるかもと懸念していましたが、当日動かず残念(?)でした。
展示物がほぼ動かないという準備不足は反省点です・・・orz

画像認識できなかった逆光下
<画像認識できなかった逆光下>

山下

ほんとそれです。マンドレイクは横浜のガジェット祭りでも子どもたちに好評だったので、悔しかったかったですよね、、、。

中西

そうなんですよね・・・。体験できる展示物は大人子どもかかわらず人気なので、次回はちゃんと動くものを持って行きたいと思います。

みなさんありがとうございました。インタビュー後半では他の気になった他の出展物をご紹介しています!