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【新入社員研修・開発編】開発ってプログラムを書くだけじゃできない

新入社員の坂本です。
4月に入社し、6月に配属となりました。ですが、配属前に新入社員ハッカソンという最大の試練が・・・

※ハッカソンとは、ソフトウェアのエンジニアリングを指すハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語のこと

前回のブログに引き続き、新人ハッカソンの様子をご紹介します。

進め方がわからない

アイデアソンでかなりの時間を費やしてしまい、この時点で残された日数は約3日!!!最終日は発表の為、実質残された開発期間は約2日…

初日でできておかなければならない、入社してすぐの研修で学んだ「タイムマネジメント」が全くできず、時間、デザイン、開発技術などにおいて新入社員全員が焦りながら調査やデザインを決めていく作業に取り掛かりました。

そんな焦りの中、真鍋さんよりハッカソンにおける役割を決めて進めるようアドバイスをいただき、それぞれメンバーの役割が決定しました!

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そして、遂にアイデアソンで採用された、「コミュニケーション」に「体調」を取り入れた体調報告アプリケーションの開発を始めました!!!

体調報告コミュニケーションアプリに概要

体調ボタン「良い」「普通」「悪い」を押すことにより1人1人の健康状態を保管し、毎日の健康状態がグラフ化され、健康管理につなげることができます。また、他の人の健康状態も見ることができ、励ましコメントを送信することもできます。

他にも、今回実装したかったけどできなかった案として、他の人の健康状態を見るときに「今日、飲みにいかない?」という文字をスタンプとして送信できるようなスタンプ機能や、勤怠を打つ際にアプリを用いて体調を同時に入力できるようにする工夫などの案もありました。

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結局どう進めていった???

役割としては、

〇リーダー: 中川
〇サブリーダー: 藤原
〇技術担当: 坂本、 佐藤

に決定!!!

リーダーを筆頭にメンバー全員で話し合いながら、成果物の概要、目的を明確にしつつ、開発に取り掛かることができました。

みんなで共有した概要と目的は次の通りです。

成果物の概要
  • シンプルで親しみやすい見た目
  • 体調を選択し送信した人、その体調のにコメントした人にポイントを加算する
  • ポイントを利用することにより食事の費用やお菓子、飲料と交換できる
目的
  • 体調を可視化し共有することで他の社員の健康状態に気を配れる環境を作る。
  • 社員同士のコミュニケーション促進のために、飲み会に気軽に参加できるような仕組みを作りたい

進めていく中で、技術顧問であったIoT班の中西さんのアドバイスにより、アプリはどこにニーズがあるのか?他のアプリとの差別化を図るには?といった、学生時代では考えないことを話し合い、考えていきました!

時にはお菓子の買い出しに行き、糖分を摂取しながら作業していました(笑)

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開発はどこまで進んだのか…

アイデアソンが終わり、「どのようなサービスを使って開発していくか」という話し合いを新入社員全員や中西さんと行い、初日は「LINEbot」「kintone」「webアプリケーション」の3つの意見で2転3転してしまい、まったく開発に取り掛かれず…決定したのは「kintone」を用いた開発でした。

この時点で残された開発期間は発表日を除き1日…

その事実を全員で受け止め、ハッカソン4日目は今までにないほど集中し、真剣に取り組みました。

その結果、

  • 体調ボタンを押す
  • 他の人の健康状態が見ることができコメントできる
  • マイページで過去の健康からグラフが見られる

といった最低限の機能を持ったアプリを約1日で作りあげることができました!!

プラスの機能として、貯めて使えるポイント機能を付け、1回体調ボタンを押すと1ポイント、他の人の健康状態にコメントすると3ポイントと追加されるようになっています。

以降はこのポイントを使って、「飲み会の料金に交換」や「お菓子や飲み物と交換」などができないかと考えています。

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※(写真)体調ボタンのあるTOP画面です

苦労した点

苦労した点は次のとおりです。

  • ハッカソンの進め方がわからない
  • kintoneと自分たちの書いたコードをつなげる方法がわからない
  • 学んだはずのタイムマネジメントを活用できなかった
  • ヒアリングをほとんど行わなかった為、作業の手戻りや問題解決に時間を費やした
  • 開発の途中までこのアプリを作る「目的」を新入社員全員で話し合わず、ゴールが見えなかった
  • 作業の分担が上手くできず、より時間がかかった
  • 途中でお菓子がなくなった

まとめ

KDLに入社して最初の研修で、基本的なビジネススキルやキャリアデザイン、セルフマネジメントということをを学んだのですが、新入社員ハッカソンではほとんど活用することができず、新入社員全員が悔しく思っています。

一方で、新入社員はハッカソン未経験者がほとんどの為、開発に関する流れであったり、わからないことは自分たちで調べたりと新しい気づきにもなったので楽しさがありました!

最初の研修で学んだことの他に、「目的」の明確化やヒアリングが開発には必要なんだと学ぶことができました!
タイトルにもあるのですが、開発はプログラムを書くだけではできないことをと強く感じました。

配属後の開発現場では、今回の失敗を繰り返さないように全体の反省点を踏まえ努力しようと誓い合い、新入社員ハッカソンは終わりを迎えました。

続きはこちら。
ハッカソンの成果発表の日の様子をご紹介しています。

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