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【新入社員研修・ハッカソン編】すべての始まりはアイデアソン

KDLでは毎年、新入社員研修の集大成である「ハッカソン」を行います。今年もその季節がやってきました…!!

「そもそもハッカソンって何??」

ハッカソンとは、与えられたテーマに対してアイデアや技術を集結させ、成果物としてお客様が求めているものを制作して発表するという新入社員にとっては一大プロジェクトです!

新入社員の中川です。予定よりハッカソンが1週間前倒しになって焦りました(笑)。今回から新入社員研修の集大成である「ハッカソン」についてご紹介します。

ハッカソン週に入った月曜日…私たちは緊張しながらハッカソンの説明を受けました。

今年のハッカソンのテーマ・・・「社員のコミュニケーション促進」

このテーマになった背景には、もっと社員が楽しく働けるように、そして新入社員自身にも活かしてほしいという思いが込められていました。

なにから始める…?

ハッカソン経験がほとんど無い私たちは、何から始めたらいいのか今後に不安と緊張を抱えつつ、まずアイデア出しである「アイデアソン」を始めました。初日の最後に方向性やアイデアの候補を発表しなければいけないため、コミュニケーションにまつわる言葉や仕組みをどんどんホワイトボードに書き出していきました。

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ホワイトボードがどんどん埋まっていきました!既存のシステムや制度からアイデアを持ってきたり、新しくアイデアを持ってきたり…。(「社内にBGMを流す」、この案は私がこうなればなぁという個人的思惑が詰まったものですが、総務部の真鍋さんもまさかのプッシュをしてくれました。)

こうして新入社員で出し合った案…そこからテーマに合うもの、問題点を改善できるもの、面白そうなものを絞っていきます。

アイデアを絞ろう…早すぎた

「一旦、この辺りで選別していこう」

私たちは、案で埋め尽くされたホワイトボードと時計を見ながらそう思いました。

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「これとこれは同じものだよね」「これは実現するには難しい」、そう言いながら出てきたアイデアをどんどん潰していきました。盛り上がった案として、「座席表にカーソルを合わせると相手の状況が分かるシステム」「社員の顔と名前が一致できるかシステム」「シャッフルランチシステム」などなど。

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そして絞った案を眺めながら、さらに絞り込みをはじめようとすると総務部の方々から一言…。

「もっとアイデアを出そう。絞り込みは早い。」

この言葉を受けてホワイトボードを見返すと、私たちはアイデアに偏りが出ていることに気づきました。座席表やランチというワードにとらわれすぎて、後半は出てきた案を深堀することに力を入れていたのです。
ここでアイデアソンの本来の目的である、視野を広くアイデアをたくさん創出することに立ち返るきっかけになりました。

もう一度脳をフル回転

もう夕方になりつつありましたが、ここで私たちはスタート地点に戻ることにしました。

今度は、KDLが誇る技術を用いてなにかできないか?直接的なコミュニケーションに繋げるにはどうしたらいいか?この辺りをもう一度頭に入れて案を出し合いました。

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写真を見ての通り、とても悩んでいますね(笑)。みんな脳をフル回転。初日で終わらずアイデアソンは2日目まで続きました。

そして、右往左往しながら私たちが行き着いた案は、

「コミュニケーション」×「体調報告」のアイデア!

システムを使うことで、コミュニケーションが生まれ、その上気軽に体調報告もできるというシステムを作ることにしました。

終わりに

一見無事に案がまとまったという安心感がありましたが、実はスケジュールが押している状況でした。ここに至るまで、たくさんの案が出ては一歩戻って、また練り直しては一歩戻っての繰り返しで、初日が終わっただけでアイデアソンに疲れていた状況でした…。

アイデアソンで疲れきっていてはダメですね、次はいよいよ開発です…!!

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