KDL BLOG

初のオンライン開催!新卒社員の「新入社員開発コンペ中間報告会」

こんにちは!広報室の大野です。

KDLには今年も9人の新卒社員が入社しました。4月から始まった、社会人としての基本となるビジネススキルの向上及びKDLのマインドセットインストールを目標に実施している新人研修。4月24日(金)にその集大成ともいえるハッカソンについて全社員を対象に中間発表を行いましたので、その様子をレポートします。

※ちなみに今回は新型コロナウイルスの影響で全社テレワーク中のため、オンラインで発表が行われました。

2チームに分かれて発表

2020hack_01.jpg

新入社員9名はAチームとBチームに分かれてハッカソンに挑みました。ハッカソンのテーマは「コロナ感染対策に役立つサービスを開発しよう」です。

緊急事態宣言が出てからというもの、ニュースはそれ一色になり、感染拡大におびえる日常が続いていますが、さすがデジタルネイティブ世代。すぐに遠隔で行う研修制度にも馴染んでくれたようです。直接会って離せない中でも、新しい発想力と現時点で持つ技術を駆使して課題に取り組みました。この中間発表で先輩社員から様々な指摘や助言、コメントをもらい、最終発表へつなげます。

Zoom上で発表を行うため、チャットスペースは先輩社員がコメントをつぶやき放題です。参加している社員全員からの質疑応答にこたえる時間は取れないので、そのコメントも新入社員へ共有されます。社員代表として佐々木幸一さん、山本浩生さんが質疑やアドバイスをします。では、さっそく発表です!

Aチーム【新型コロナウイルス感染拡大防止のためにITができること】

2020hack_02.jpg新型コロナウイルス拡大防止のために発熱がある場合、出社を禁止している企業・学校向けのアプリの企画を紹介してくれました。
2020hack_03.jpg

毎朝、出勤(登校)前にアプリを立ち上げ、体温を計測し提出するというもの。アプリ内でカメラ起動ができ、スマートウォッチにも連動し、撮影日時・体温は嘘をつけないように画像認識にするという工夫を施しました。

社員代表の二人から「検温をプラットフォームにしてAPIだけ提供するのもあり」「水銀の体温計しかない人や、買えない人はどうする?」などかなり具体的なアドバイスがありました。

Bチーム【家族内承認を促すアプリ「ほめのび」】

2020hack_04.jpg

休園、休校などで、子供と過ごす時間が増えている今、お互いが抱えるストレスをどうにかしたい!という思いから「子どもをほめて伸ばすアプリ『ほめのび』」を企画、開発中だという発表です。
2020hack_05.jpg

親子で子どもの目標を設定することで「できる」「ほめる」「もっとがんばる」という好循環を作ります。ご褒美機能も実装するのだとか。他社サービスの調査もしていましたが「ほめたい」「ほめられたい」を満たすアプリは複数あり、需要はあるよう。

社員代表の二人から「対象とする子どもの年齢は?」「フリマアプリと提携出来たら面白い」「課題分析がよかった分、仮説だけで組みたてているからあまり納得感がない」などアドバイスがありました。

総評

2020hack_06.jpg最後に総務部長の島村さんからは、「内定者のころからフォローし、この企画に参画した自分としてもウルっと来るくらいすごく嬉しい発表でした。たくさんの方に聞いていただき、コメントをいただけたのは、本当にいい機会になったと思う。中間発表会でいただいたご意見を吸い上げてこれからの研修に生かしてほしい」とエールが送られました。

社員代表の一人から「ほんとすごい、先輩たちより企画力があるかも」というコメントが出ると、チャットスペースが荒れだしたのは秘密です。笑

さて、本番は一週間後の5月1日(金)です!

それまでにどんなブラッシュアップがなされるのか、最終的にどういったシステム・アプリが完成したのか?それは新卒社員にリレー方式でブログにしてもらう予定ですので、お楽しみに!

執筆:大野 陽子

広報室