2020年5月25日 12:00

KDL流新人研修 第1部「目的・準備編」

KDL人事戦略チームの真鍋です。

4月1日(水)~5月8日(金)まで行った2020年度新入社員研修が終了しました。研修を終えて、今回新型コロナウイルスの影響下でリモート研修を初めて実施したこともあり、学びや気づき、リモートで良かったこと・不便だったことなどを共有すべく、3部構成でブログを寄稿します。

ちなみに、人事担当としてはこんな方にご覧いただきたいなぁと意識しながら書いています。

・リモートで研修を担当されている方
・新入社員研修を担当されている方
・KDL社員(社内広報も兼ねていますよ!笑)

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<写真>真鍋のリモートワークの様子(チームでの朝会時) 引越ししたてでカーテンがまだなく、OSB版でしのいでいます。

新入社員研修の目的と概要

まずはじめに、新入社員研修ってなぜ行うと思いますか?必須でしょうか?
「OJTで業務を通じて学べば問題ないんじゃないの?」
「マナーとか、ビジネススキルって経験しないと身に着かないんじゃない?」
いろんな声が聞こえてきそうです...笑

新入社員研修の目的は、企業によってさまざまに設定できると思います。なぜなら、育成したい人物像(=ペルソナ)が各企業違っているはずですから。

KDLでは、2020年新入社員はほとんどが何かしらのプログラミング経験を持つ、あるいはまつわる勉強をしていた人材がほとんどであったため、研修の目的を「配属後により活躍できる人材の基盤を作る」ことに設定しました。

KDL事業の特性上、求められるスキル(言語や開発環境)がチームによって異なるため、その点においては、実際配属後に現場で学んでいただく必要があると割り切りました。
そういう意味では、新入社員研修って、あったほうがいいですよね?

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<写真>とはいえ頼りになる、優秀な新入社員たち

(この写真かっこよ過ぎて、なんかのバナーにしたい...)

テーマ設定と伸ばしたい部分、学んでほしいこと

そのうえで、以下のようにどの現場に配属されても間違いなく必要とされるヒューマンスキルの醸成をテーマに、新入社員研修を実施しました。

  • 新しい技術や挑戦にも臆さずに取り組むことができるチャレンジ精神
  • 失敗してもフィードバックを受け、成長の糧にするポジティブなメンタル
  • 第三者(お客さまや上司、同僚等)視点の徹底

おおまかには、以下のジャンルに大別します。

  • ビジネススキル関連 ...仕事をする上で求められる能力向上
  • テクニカルスキル関連 ...チームでの仕事にあたって求められる能力向上
  • 役員からの事業・期待説明 ...マインドの醸成、自社理解深化
  • 組織関連説明 ...自社理解深化、配属後のチームや自身の役割理解
  • 毎日・都度対応事項 ...文書・口頭での報連相スキルの向上
  • 現場配属関連 ...現場業務理解、スキル向上の手助け
  • 総務関連対応 ...社内で働くにあたっての確認・共有対応

新入社員研修の記事寄稿を依頼されるタイミングで広報の大野さんから、「皆さんにとっての新入社員研修はこれが最初で最後」という話があり非常に共感しました。こうした基礎的なスキルを磨く機会というのは年次を重ねるごとに相対的に少なくなってしまうものです。

仕事はチームで対応することがほとんどです。特に新入社員はそうだと思いますが、すべてを自分一人で完結させる業務は少ないです。

  • どういう風にお願いすれば、相手に快く手伝ってもらえるのか
  • どんな報連相を行えば、適切なフィードバックが得られるのか
  • どういう状態になっていることが、ステークホルダー間の理想なのか

などを常に考え、相手の立場に立って行動ができる人材になってもらえるよう、様々な研修を実施しました。

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<写真>新入社員と人事のチャットスペース。 全体への周知や、朝会・夕会での回答に使用しました。それなりに密にやりとりしました。

新入社員研修の下準備

これらの研修を企画~実施まで行うのは、正直とても大変です。具体的な流れとしては、以下のような感じでしょうか。

  • 研修の目的設定、確定 ...配属にあたっての理想の新入社員ペルソナ像設定等
  • 役員との研修実施内容すり合わせ ...実施内容とその他盛り込みたい研修等の確認
  • 研修全体のスケジュール設定 ...細かな日程の調整、手持無沙汰な時間の抽出等
  • 研修担当者への打診、日程調整 ...個々の研修での目的や意図説明、上長への打診等
  • オリジナル研修企画の検討 ...より効果を上げるための既存研修ブラッシュアップ他
  • 研修実施の準備 ...資料の作成、印刷・配布準備、備品の用意他


中でも、オリジナル研修については、毎年「社内をハックしよう」という名目でハッカソンを実施していたのですが、今回は新入社員の人数が9名と例年に増して多かったので、2チームに分け競い合う形にしました。したがって、ハッカソンという形ではなく、サービス開発コンペ(仮)という名前にしました。
(是非彼らの頑張りを、ブログでご覧ください...!)

また、新型コロナウイルスの影響でフルリモート研修も予期していたので、テーマも「コロナ感染対策に役立つサービス開発」と限定的かつ自分たちも課題としてイメージしやすいものを設定しました。

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<写真>実際にコンペで使った資料

新サービス開発にも一役買えるのでは?と考え、直近まで学生だった新入社員ならではの柔軟な発想で、社員では思いつかない何かを生み出すというのも、期待していました。しかし、新入社員という立場でまだ自分の仕事でお金をもらうという経験が少ないために、なかなかうまくいかないだろうな、とも思っていました。

実際成果物は、期間に対しての出来高としては上々だったものの、そこに至るまで様々な挫折や失敗を経験してもらえたので、ある程度は失敗に慣れることにもつながったのではと思います。

まとめ

いろいろとお伝えしてきましたが、研修で実施する内容は、研修担当的には、新入社員にとって無駄になることは何一つないと思いながら作成し、実施しています。

もちろん、もっと有効な研修は他にもたくさんあるでしょうし、自分自身が教える立場にあるのかどうか思い悩むこともたまにあります。だからこそ、自分自身が持っている経験や知識は余すことなくインプットし、なるべく配属後に困らないように教育支援を行うことが、今回の私の役割だと思い、できる限りのことを実践しました。

次回のブログでは、今回のコロナ環境下での初めてのリモート研修実施に関する学びや取り組みについて、寄稿したいと思います。よろしければまたご覧ください!

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