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最大129名がリアルタイムで視聴!Azure Tech Lab 初のオンライン勉強会を開催

みなさん、こんにちは。
神戸デジタル・ラボの堀尾です。

4/28(火)に、Azure Tech Lab 初となるオンライン勉強会を開催しました。今回はオンライン勉強会開催までの流れとイベント当日の様子、そして私の登壇内容について、簡単にご紹介したいと思います。

開催の経緯&オンライン勉強会準備

キッカケは4月上旬、 ( LINE API Expert であり、無類の LINE API 好きである ) 金谷さんとの雑談で上がった何気ない一言でした。それは、「最近コロナウイルスで登壇機会激減してない?技術系の勉強会ってこれからどうなっていくと思う!?」というもの。普段 Azure Tech Lab という技術コミュニティ ( 関西発Azureコミュニティ ) を主催しているエンジニアとして、このままではいけない、なにか閉塞感を打破する方法は無いかと考えた結果、オンライン勉強会をやってみることにしました。

オンライン開催までの道のり

やると決めてからすぐに Connpass ページを作成、イベントの告知を行いました。しかし、告知したのは良いものの、オンライン配信の経験が無かったのでそこから約2週間の間、配信環境のテストやイベント当日のリハーサルを繰り返し行うことになったのです。

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オンライン配信では、通常のビデオ会議よりも長時間連続通話を行うので ( ネットワーク品質に起因する ) 映像や音声の乱れが発生することがあり、使用するマイクによってはホワイトノイズが多く、聴講タイプのセッションを長い時間聞き続けるのは難しい ( 参加者だと途中で聞くのを諦めてしまうレベル ) など、検証を進めていくうちに様々な課題に直面しました。これらの課題に対しては、LANケーブル ( Wi-Fi から有線への切り替え ) や コンデンサーマイク (音質改善) 、PC用の有線イヤホン ( スピーカー出力をマイクで拾わないようにするため ) を購入するなど、with/after コロナ時代を生き抜くため ( と言い聞かせ ) 自宅のリモートワーク環境をアップデートすることにより、解決することが出来ました。

また、開催日まで準備期間があったので、他のコミュニティが主催しているオンラインイベント ( XRMTG, HoloLens Meetup! vol.1 @cluster ) に登壇させていただき、それぞれの配信プラットフォームの違いや、オンライン勉強会の運営方法などを学ばさせていただきました。主催者のみなさま、ありがとうございました。

以下、オンラインイベント主催&運営時に必要になる TODO をまとめました。オンライン勉強会を開催する際のご参考になれば幸いです。

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個人的には、(余裕があれば) 登壇者全員で事前テストを行う場を設ける方が良いと思います。LTなどワンポイントで途中参加される方の場合、音声品質やネットワーク品質のテストが行えないまま、本番に突入してしまう可能性があるため、事前にチェックをしておくことで当日の配信トラブルのリスクを軽減することができます。

オンライン勉強会当日 ( YouTube Live 配信 )

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本イベントでは、Visual Studio Code の教科書の著者である、平岡一成さん、LINE API Expert の金谷拓哉さん、学生の頃から本コミュニティに参加してくださっていて、今回社会人となって初めてLT枠で登壇していただいた伊藤稔さん、そして、いつもながらの村岡節を炸裂してくださった神戸デジタル・ラボ 執行役員の村岡正和さん、に加えて私の計5名が登壇しました。皆さん、ありがとうございました。

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登壇者 & サポートメンバーご紹介

  • 金谷拓哉さん / Azure LUIS で作るLINE公式アカウントのご紹介
  • 平岡一成さん / VSCode Tips
  • 伊藤稔さん / Azure Bot Service を用いた Bot 開発
  • 村岡正和さん / Azure Kinect DK を Jetson Nano で動かしてみた
  • 鈴木教之さん / YouTube Live 配信サポート
  • 堀尾風仁 / Azure Remote Rendering について
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特に 平岡さんの Visual Studio Code のセッションでは、VSCodeを使って登壇資料が作成可能(笑)であること、Insider 版はアイコンが緑色、F1でコマンドパレットが開けるなど、VSCode Tips が盛りだくさんで、もっと知りたいと思い、平岡さん著者である「Visual Studio Code の教科書」をすぐに Amazon で購入しました。インプットにお勧めの一冊です!みなさまも是非!

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また、オンライン開催だからこその嬉しい誤算なのですが、イベント開催中にも参加申し込みがあり、イベント前日から終了までに35名を超える追加申込がありました。想定外の展開に少し焦りましたが、オンラインの手軽さゆえ、当日の参加者数が変動しやすいという点は頭の片隅に置いておくと良いのではないかと思います。

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今回、日本マイクロソフト公式YouTubeチャンネル「クラウドデベロッパーちゃんねる」で配信していただけることになった時点で、YouTube Live 配信に一本化することに決めました。これにより参加者のコメント集約やオンライン開催のURL告知をスムーズに行うことができました。イベントのサブタイトルに、Teamsと名を打って開催したので苦渋の決断でしたが、今回のイベントにおいては正解だったように思います。( ※ Teams での参加を期待されていた方申し訳ございません。)

私の登壇内容について

2020/04/08 に Public Preview として公開されたばかりの「Azure Remote Rendering」についてご紹介させていただきました。

Azure Remote Rendering は、Azure の Mixed Reality 新サービスで、クラウド上のマシンリソース ( Azure VM ) を使って 高精細で大容量の3DCG をレンダリングし、ローカルデバイスへリアルタイムストリーミングを行うことができます。現在、HoloLens 2 / PC のみサポートされています。

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この新サービスを活用することにより、これまで扱うことが出来なかった高解像度の 3DCG を表現することが可能になります。理論値ベースですが、約数億ポリゴンの BIM / CAD データも HoloLens で扱えるようになります。( ※ Remote Rendering 用にデータ変換を行う必要があります。 )

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実際、2000万ポリゴンクラスのエンジン ( 3DCG ) を HoloLens 2 で動かしてみましたが、本物同様のクオリティの高さに感動しました。

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コロナ禍で、HoloLens 2 実機デモを行うことが難しい状況が続いておりますが、オンラインでのご質問・ご相談等は承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

まとめ

Azure Tech Lab 初オンライン開催ということで、無事イベントが完遂できるか不安でしたが、YouTube Live 配信をサポートいただいた日本マイクロソフトの鈴木さん、参加者のみなさん、そして登壇者のみなさんに恵まれ、最大129名の方にリアルタイムでご視聴いただけるような大きな勉強会を開催することができました。オフライン/オンラインの特性の違いにより、イベント終了直後から山のように改善点が見つかっておりますが、次回の開催時までにはアップデートを行い、参加者/登壇者双方向のコミュニケーションを活性化させ、みなさんに楽しんでいただけるようなコミュニティ運営を行ってまいります。Azure Tech Lab 運営チーム一同、みなさまのご参加お待ちしております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※ オンライン勉強の全容は、YouTubeに動画をアップロードしているので、こちらをご覧下さい。

今後のイベント情報等は、以下 Connpass ページより発信させていただく予定です。是非こちらもあわせてご確認ください。

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