KDL BLOG
こんにちは!広報室の大野です。
突然ですが、広報は(こんなことを言っていいのか分かりませんが言います)発信にめちゃくちゃ気を使っています!
KDLメンバーが伝えたいように記事をかけているだろうか?
この記事を読んで不快に思う人がいないだろうか?
気を使いすぎて安全すぎて面白くない記事になっていないだろうか?
時に胃が痛くなるほど悩みますが、情報洪水と呼ばれる現状で、それでも見つけてもらえる・読んでもらえる記事にするにはどうしたらいいのか?日々、前向きに試行錯誤を続けてきました。
そんな中でこの新型コロナウイルスのパンデミックは自分自身に驚くべき変化をもたらしました。
発信するのが怖い
広報室に配属される前から、街ネタのニュースサイトを運営し、日々記事を書いていました。
広報室ではたくさんのリリースを配信し、ブログを更新し、ニュースを書き、SNS投稿もしてきました。広報誌だって、メルマガだって・・・数えだすとキリがないくらい情報発信をしてきた中で、初めて「今の状況で、何を出したらいいのか分からない。情報発信が怖い」という思いになりました。
なぜか分からないのですが、今は静かに、何もしないほうがいいのでは?業種や職種によっては不快と感じるかもしれない、嫌な思いをさせたくない、とすごく後ろ向きになってしまいました。「炎上が怖い」というものではなく、今更ながら、情報発信の怖さを感じたのです。
私を救ってくれた言葉
そんな中で、ある広報室メンバーが、「通常時のような発信が減っていることもあり、”KDLはいるぞ”とちょこちょこSNS発信していきたい」と言いました。
怖くなっていた私は一瞬迷いました。
広報室メンバーがそう言った理由は、「コロナの影響で発信ネタが減っているなら、他の業務に注力すればいいと思っていた。でも、全社テレワークが始まり自宅で仕事をするうちに、自分自身とKDLの関係がちょっと希薄になったような気がして、このままでは”KDLが忘れられてしまう”と感じた。それに、KDL全員がそれぞれの状況でがんばっているからこそ、広報はKDLが動いているということを発信し続けないといけないと思う」というものでした。
「そっか。いまもKDLの技術を必要としてくれている方はいるし、KDLの発信を見てKDLも頑張っているし自分も頑張ろうと思ってくれる方もいるのかもしれない」と胸のつかえがとれたような気がしました。
IT業界も影響を受けている
誤解を恐れずに書きますが、他業種の方からするとIT企業は「オフィスに行けなくてもテレワークできるからいいよね」「ネット上の仕事は新型コロナウイルスの影響なんてないでしょ?」と思う方もいるようで、そういうニュースを目にすることもあります。
実際は、今この状況下で影響を受けない企業はありませんし、平時からIT化を進めているとはいえ、全員がすぐテレワークに切り替えられるわけでもありません。KDLでも感染のリスクが伴う中、交代で出社してくれている部門もあります。
みんなが踏ん張っているのに、広報が発信を止めていいわけがありません。「KDLはここにいる」「KDLは負けない」と広報の心も強くなりました。
日常の素晴らしさを感じる
多くの方が同じことを感じておられると思います。「当たり前」がそうではなくなった時、人はこれほどまでにストレスと不安を抱えるものなのか、と。
ただ、何も怖がらずに広報の仕事に没頭していた過去と、今の自分は少し違うとも思います。
KDLが提供するサービスやイベント、セミナー、その他たくさんの広報できる情報たちは、KDLが動いている証であり、私たち広報室の宝です。そして、それらを発信するということは、これからのKDLが行く先を照らす光なのだ、と自らの業務に対する思いが強くなった気がします。
私は、ライターとして
広報という仕事に誇りを持っていなかったわけではありません。ただ、これまでは「知らせる」「興味を持ってもらう」ということに主軸を置きすぎだったのかもしれないと気づきました。
今は、自分がオススメだから、KDLの未来を背負っていくサービスとして自信があるから「知ってほしい」「興味のある方にアクションしやすくしたい」という方向へ変わってきました。すると自身のサービスへの興味もどんどん湧いてきます。
広報室で主にライティングを担当する私は、嘘をついてはいけない、盛り上げようと思って流行り言葉ばかりを使ってはいけない、技術だけに偏らずだれにでも正確に伝わるできるだけ短い文章を心掛けなければいけない。そういったたくさんのライティングルールの中で、時にはパズルをはめ込むような作業になることもあります。ですが、広報という仕事の意味を忘れずに、一つ一つのニュースを大切に発信していきたいと思います。
というわけで、KDLは元気に営業中です!オンラインでもご相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!
執筆:大野 陽子
広報室