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初めてのオンライン配信イベント「KDLDAY」メイキングと裏側をご紹介!

こんにちは!KDL広報の大野です。

去る2020年12月9日にKDLでは初めてのオンライン配信イベント「KDLDAY」を開催しました。当日はYoutubeライブ形式で配信しましたが、お忙しい時期にもかかわらずたくさんの方にご視聴いただきました。ご視聴いただきました皆様、誠にありがとうございました!

KDLDAYの中身については、Youtubeの神戸デジタル・ラボ公式チャンネルにアーカイブをアップしておりますのでそちらをご覧いただくとしまして、このブログでは初めてのオンライン配信に向けてんやわんやだった裏側をご紹介します!KDL新部署であるエンゲージメントリードの佐々木幸一隊長のもと、メンバー全員頑張りました!

イベントまでの道のり1 テーマ決め

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新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、プライベートでもビジネスの場でも言い知れぬ閉塞感が漂い、日本経済も大きな打撃を受けています。今回は、KDLがそういった現状に対し今できることをテーマとし、2021年への変革を考えようと決めました。

ですが、伝えたいことはあるものの、そこから先の詳細を詰めるとなるとなかなか進まず、代表の永吉社長(写真右)やCSAの岡田良太郎さん(写真左)に愛のムチをこれでもか!といただきながら形を作っていきました。ゲストをお呼びするのか、KDL内での対談形式にするのか、お伝えしたいことを正確に届けるにはどのような形で話をするべきなのか、セッションの時間についても再考に再考を重ね、チーム全員で作り上げていきました。

イベントまでの道のり2 配信方法

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今更ながらですが、KDLはIT企業です。社員の8割以上がエンジニアという企業です。オンラインイベントやセミナーなどで講師を務めることはあっても、異なるセミナーを束ねて随時切り替え、長時間滞りなく配信するノウハウ、マイクやカメラ、照明を使った「撮影」や「映像技術」といった配信技術はありませんでした。

ただ、このイベントを見据えてか、今年9月に行われた未来の都市生活を発信するウェブメディア「078(ゼロナナハチ)」で配信のお手伝いをさせていただいたメンバーが頑張ってくれました!セッション間のBGMにも配信メンバーのこだわりが詰まっていました。本番はStreamYard(ストリームヤード)を利用し、Youtubeでオンライン配信できました。StreamYardで利用する幕間のデザインなどは広報が担当させていただくなど、部門を超えて協力体制を築いていきました。

イベントまでの道のり3 ゲストとメンバー

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テーマとともにそれぞれのセッションに責任者を置いたのですが、誰が話すのか?聞いてくださる方に伝わりやすいよう、ゲストをお呼びして事例を話していただくのはどうか?対談形式でも自分たちだけじゃない視点を入れるためMCを置いてはどうか?などお呼びするゲストと、出演メンバーについては最後の最後まで考えを巡らせました。

セッション1・2・3と違った魅力が出せるように、セッション1は「サービス提供企業(サイボウズ株式会社)とSIerのKDL」、セッション2は「イベンターのシステム発注元企業(株式会社ラジオ関西)とシステム発注先のKDL」、セッション3はなぜかKDL内の「U30エンジニアvsおじさん世代代表」という構図で挑むことになりました。

イベントまでの道のり4 スタジオづくり

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配信方法やゲスト、テーマは決まってきたものの「ではどこから配信するのか?」が難しい問題でした。というのも、最初からKDLの入る新クレセントビル4階の受付を拠点にしようという話は出ていたのですが、そこまで広さがなく、MCの西下さんと玉置さんも一緒のところにいると声が入ってしまう・・など何点か配信する上で懸念点があったためです。

最終的には4階受付を第1スタジオ、会議室の一つを第2スタジオとし、メンバーが多い場合は誰かは自分のPCのカメラで参加する、という形式をとりました。マイクのテストや照明などにもこだわり、4階のスタジオづくりはソファや棚を移動し、配線を隠し、観葉植物をかき集め、当日朝に急きょロゴパネルを作成したり・・と様々な努力を積み重ねました!

社内からも「本当のスタジオみたい!」という声をいただき、配信チームだけでなく関わったメンバー全員がほっとしたのでした。

こんなこともありました

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ただ、今回は初めての配信。すべてがうまくいくわけではありません。何度かマイクが落ちて音声が途切れることもありました。MCと出演者が画面上のワイプで見ると違う方向を向いてしまっていることもありました。話に夢中になりすぎて画角から外れてしまっている出演者もいました。その他に永吉からも「取締役二人の小芝居に衝撃」と指摘がありましたが、お二人が行ったオープニングMCの棒読み感が気になる(※ お聞きいただきやすいよう「ゆっくりはっきり」とのカンペに沿った計算づくの棒読みだそうです!)というご指摘も・・・。

こうやってあげていけば改善点は多々ありますが、うまくいったこともたくさんありました。いつもとは少し違った業務にあたることで社員への印象がガラッと変わることもあるのですね!こんなこともできるんだ、こんなやり方があるんだ、とすごく勉強になりました。すべて、次回に生かしていきたいと思います。

ん?次回??そうです!KDLDAYはこれで終わりではありません。まだまだ配信したいテーマはありますし、取締役のMCを楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようです。不定期開催なので次回はいつになるかまだ分かりませんが、お楽しみにしていただけると嬉しいです。

Youtube公式チャンネルはこちらから

ご視聴はこちらからどうぞ!

・オープニングのご挨拶 ~デジタルで未来を創ろう~

・セッション1
 KDL BUSINESS DAY / 業務のDX ~2021年、国難を乗り越えられる業務システムの変革~

・セッション2
 KDL SOCIAL EVENING / 大規模プロモーションのDX -プロモーション・イベントの大ピンチをデジタル活用でどう切り抜けるか-

・セッション3
 KDL TECH NIGHT / アフター5企画 DX技術トークショー -U30若手エンジニアがビアバッシュで本音を語る!デジタルネイティブに学ぶ戦略-

執筆:大野 陽子

広報室