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コロナ禍の社内イベントはデジタルをフル活用!社員プレゼン大会「P-1グランプリ」を開催(前編)

昨年、KDLでは社員ひとりひとりのプレゼン力を競い合う社内イベント「P-1グランプリ」を開催しました。目的は、社員同士の交流、ビジネススキルの向上、そしてWithコロナ時代のイベント開催ノウハウの獲得です。

今回は、実行委員の一員としてイベント運営に関わった視点から「P-1グランプリ」をご紹介します。

エンゲージメントリードの松丸です。今回は社内で開催したオンラインイベントについて、運営の裏話も交えながらご紹介します。

イベントに参加してくれた社員のみなさん、ありがとうございました!ぜひ思い出しながらご覧いただけるとうれしいです。

P-1グランプリ開催のきっかけ

P-1グランプリが開催となったきっかけは、全社員の定例会で、過去に開催されたプレゼン大会「P-1グランプリ」が紹介されたことでした。「へえーそんな大会あったんだー」と聞いていましたが、なんとなく、またやります?という雰囲気に(笑)有志の社員で再開催の検討を進めた結果、「いっちょやってみるか!」と開催の流れになりました。こういう前向きな流れ、個人的に大好きです。

実行委員会は、様々な部門から集まった有志7名と、アドバイス役として過去大会運営の経験者2名。実行委員長は青柳さんです。私もコロナ禍においてこれまで開催されていたお花見や運動会などの社員のイベントが減ってきた中、何か新しくできることを模索してみたい気持ちがあり、実行委員会に参加させていただきました。

P-1グランプリの内容検討

10年ほど前に開催されたP-1グランプリでは、グループに分かれて、社員がひとりずつプレゼンをして審査するというのを繰り返し、半年ほどかけて優勝者を決定したとのこと。もちろんオフラインです。

しかし、フレックス、時短、在宅勤務など勤務環境が多様化し、また感染症予防のことも考慮すると、オフラインによる開催の選択肢は考えられませんでした。
どう開催するかを実行委員会で議論し、今回は社員各自にプレゼン動画を録画して提出してもらい、評価担当が自分の都合の良い時間に閲覧して点数を付けるという内容にしました。そして、この点数の上位5位までがファイナリストとして決勝に進出、社員総会でリアルタイムでプレゼンしてもらうことに。

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また、社員同士の交流促進のため、チーム分けをしてチーム賞を設けました。チームで作戦を練ったり、切磋琢磨して進めることができたかどうかを、評価担当者が評価して加点するというものです。

大勢の社員に参加いただくイベントは、考えるべきことがたくさんあります。担当案件や時期によって忙しさも違いますし、プレゼンへの得手不得手や慣れによる差や、評価者の違いによる不平等感もできるだけ少なくする必要があります。

プレゼン動画の撮影

実行委員の自分も動画を提出しなくてはいけません。3分前後という時間のしばりがありますが、テーマはほぼ自由なので、何にするかから検討します。
「自由」といわれるとかえって難しいもんです。

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さて、実行委員の私ですが、やるからには、決勝進出を目指したい。テーマは結構大事なはず。オリジナルで、且つみんなが共感できるテーマがいい。帰り道やお料理しながら考えた結果、発表したのはこちら。

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なかなか3分以内にならなくて録りなおしたり、スライドを減らしたりしていたら、3分とはいえそこそこ時間がかかってしまいました。他の人にも状況やコツを聞きながら、期限内に動画を提出するようにチームで声を掛け合い、なんとか提出できました。

評価とファイナリスト選定

予選の評価は、ひとりのプレゼンにつき十数名の評価担当者を決めて動画を見てもらい、発表資料、テーマ、話し方、もう一度見たいか、の4項目それぞれ10点の40点満点で採点してもらうというもの。サイボウズさんのkintoneで評価用アプリを作成し、評価者に各自点数を入れてもらいました。採点や順位が締め切りまでわからないよう、権限まわりにも工夫を施しました。

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私も、評価対象の動画を、隙間時間に見て採点していきました。評価するってなかなか難しいですね。どれも面白かったので、最初どれも高得点をつけていたら、差が全然なくなってしまいました。もう一度相対的に考え直して、少しずつ評点を変えました。

3分の動画十数本見るの、なかなか大変だなーなんて最初は思っていましたが、面白くていつの間にか自分の担当以外も次々に観ていました。好きな旅行の話、趣味の話、仕事の話、技術の話、料理の話、ダイエットをテーマにしたものも多かったですね。動画を見てくれた人にプレゼント企画をしていたり、ファイナルでお会いしましょう、と布石を打ったりしてファイナルへの意気込みを表明したものもありました。AIによる顔認識のアバターとテキスト読み上げ技術によってプレゼンしている、これぞエンジニア!なプレゼンも素晴らしかったです。

普段あまり関わりのない社員の個性が見られたり、工夫をこらしたものもあり、わくわくした中毒性がありますね(笑)。

ファイナリスト決定~決勝

決勝は動画ではなく、全社員のほとんどが集まる社員総会(オンライン)でリアルタイムにプレゼン、その場で投票、というものです。ファイナリストに決まったのは、以下の5名。ベテランも若手も入り交ざり、決勝が面白くなりそう!

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ちなみに、P-1グランプリに関する全社への連絡ややりとりは、すべてチャットを使いました。コメントで質問をいただいたり、投稿にリアクションがついたり、ファイナリストが意気込みをコメントしたり、メールより気軽にやりとりできるのはよいですね。KDLでは、社内連絡もほとんどチャットで行っています。

ファイナリストのプレゼン大会は、次回に続きます。

ファイナリストがオンラインプレゼン!社員プレゼン大会「P-1グランプリ」決勝(後編)

松丸

筆者:松丸恵子

エンゲージメントリード