KDL BLOG

2022.05.23
KDL社内・社員

【2022年 新入社員研修:前編】はじめての模擬開発研修

初めまして!新入社員のキムです。

2022年4月1日に株式会社神戸デジタル・ラボ(以下、KDL)へ入社して、1ヶ月間新入社員研修を受けました。その中でも印象深かったのがKDLの特別なプログラム、数週間かけて新入社員だけでプログラム開発を行う模擬開発研修です!
この模擬開発研修での学びについて、5回に分けて私たち新人たちがブログを書かせていただきます!
今回は開発初期に起こった出来事についてご紹介します。

とにかく、ドキドキな始まり

今回の模擬開発研修はたった14日間(!)という短い期間で行われました。開発メンバーは2022年新卒新入社員の5人です。

「こんなに少ない時間で、新入社員である私たちの開発は上手くいくだろうか…」と正直なところ不安もありました。しかし、配属される前に現場とほとんど同じ過程でプロジェクトを経験できるのは本当にすごいことだな!という気持ちもありました。5人の得意分野がそれぞれ違っていたこともあり、このプロジェクトを進めることでお互いが様々な考えや知識に触れられることが楽しみでした。

メンバー全員がそんな風に考えている中、プロジェクトが始まりました!期待半分、心配半分という言葉がぴったりな、ドキドキな始まりでした。

sin20221_1.png

これって本当に「模擬」開発研修?!

実は、当初想像していた模擬開発研修と実際の研修では少し違いがありました。というのも今回の模擬開発では、仮ではありますが、クライアントが用意されていたんです!そのクライアントは・・なんとKDLの人事戦略チーム。要望は「新卒採用のための管理システムを作ってほしい!」という内容でした。実際にクライアントがいて要望があって、そこに対して開発を進めていくとなると、もはや「模擬」ではないとプレッシャーも感じました。クライアントがいる以上は具体的にどのようなシステムが求められているのかを知る必要があります。そのため、まずはクライアントとのミーティングで要望を伺うことから始めました。14日間の短い期間ではありますが、新入社員を信じて、このプロジェクトを任せてくれた人事戦略チームの皆さんに必ず良い結果で応えたい!と、全力で取り組むことを決めました。

開発する採用管理システム(ATS)とは、新卒採用においてエントリーのあった候補者を人事が効率的に管理するためのシステムです。下図がクライアントの要望ですが、実はこの要望を整理した時点では、メンバーもやる気満々で、この4つなら時間内に余裕で完成できると考えていました。(しかしそう上手くは行かなかったのです…)

sin20221_2.png

今回は、候補者の個人情報と面接ステータスを簡単に記録し確認できるようにするシステムを開発することになりました。オンラインで作業する時間が多かったため、円滑なコミュニケーションには管理用のツールの選定も重要でした。今回は用途別に、Notion(共有文書作成)、Miro(ブレーンストーミング)、Discord(音声・ビデオグループ通話)、Backlog(タスクのスケジュール管理)、Git(作成したコードを管理)の5つを使いました!このような様々なツールを使いながら、必要な技術について勉強したり会議をしているうちに、いつの間にか生産技術チームとの立上げレビューの時間が近づいてきました。

立上げレビューで味わった苦渋

KDLの生産技術チームとの立ち上げレビューはプロジェクトの最初期に予定されていました。しかし、メンバー全員が、この立上げレビューが何をするための時間なのか実は曖昧なままでした。それでも私たちなりにシステムの構成とUIのことを整理して初レビューの準備を行い参加したのですが、レビューの中で話を聞けば聞くほど、「私たちが準備したこと、なんかズレてる…」と気づきました。 

現場で働くエンジニアの方々と話してみると、プロジェクトを進める上で重要なことは一つや二つではないことがわかりました。良いUI/UXの画面、データ管理、サーバー、セキュリティなどなど…。そのようなたくさんのタスクをきちんと進めていくためには、全体的なスケジュール整理がまず必要だとわかりました。立ち上げレビューでは、開発の全体的なスケジュールを立て、チェックしてもらう必要があったのです。 

私たちはまだスケジュールの整理がきちんと出来ていない状態でした。クライアントの要望を聞いて私たちなりにどのようなシステムを開発するのかを考えていましたが、立ち上げレビュー前に開発予定のシステムやスケジュールをクライアントに再確認してもらう過程ができていなかったのです。
穴ばかりの初レビューになってしまいましたが、指摘をいただき、学ばなければならないことが想像以上に多いことに新入社員全員が気づくことができました。

七転八起の姿勢で

最初のレビューが残念な気持ちで終わってしまい、今後が心配になりました。ですが!ここで絶望する私たちではありません!むしろこの失敗によって5人の素晴らしい結果物を作ろうという気持ちが固まりました!

次回予定の第1回報告会では必ず挽回しようと決めました。まずはスケジュールの再整理から。スケジュールの管理はBacklogにカテゴリを分けてタスクごとに作成し、本格的な開発を始める前にクライアントに確認のためミーティングを行いました。

立上げレビューで教えていただいたように計画をしっかり立てたため、プロジェクトの方向性に迷わず、目標に向かってうまく進めることができました。その後の第1回報告会では当時開発していた部分について発表をしましたが、前回のアドバイスをしっかり反映したことで、説明内容が体系的になったと褒めていただきました!立ち上げレビューの時はあたふたしていたので、良い姿を見せることができて嬉しかったです!もちろん第1回報告会でも指摘をいただく部分はありましたが、発表の流れを聞き手が理解しやすい順序に整理して発表してほしいというアドバイスで、これは次回の課題となりました。

第1回報告会は慌てることなく対処でき、次もきっと乗り越えれられるという自信が生まれました。最初からつまづき、当惑したりもしましたが、七転八起の姿勢でへこたれずに進んだことが今後のプロジェクトのエンジンになってくれました!!

次回のブログは、本格的な開発が始まったあとの出来事や、UIデザインなど工夫した部分に関する内容です!
厳しいスケジュールのプロジェクトでも超前向きにやり遂げた私たちの話を、吉田さんから紹介します!