KDL BLOG
この度、株式会社神戸デジタル・ラボ(以下 KDL)は一般社団法人Jump Festivalへ「オールウェザーマット」を寄贈させていただきました!2023年11月3日、神戸市長田区で行われた「JUMP FESTIVAL in KOBE 2023」で贈呈式が行われ、KDL代表取締役社長の永吉一郎が参加しました。当日の様子をレポートします!
オールウェザーマットとは、ジャンパー達がスパイクで競技を行えるように敷く足元のマットのことです。陸上競技で広く使用されています。
イベントの様子
当日は秋晴れ!しかも25度を超える夏日となりました。強い日差しの中でしたが、たくさんのギャラリーに見守られ、午前中から高校生の部がスタート。対象を神戸市内から兵庫県内に広げた高校の部は、男女ともに全国トップクラスの選手がエントリーされたそうです。
当日高校生の部では、非公式ながら自己ベストを更新した選手もいて、男子の部で2m10cm、女子の部で1m73cmの大会記録が出ました!すごい!もしかしてKDL寄贈のオールウェザーマットのおかげでしょうか!?
・・いえいえ、選手の頑張りと実力です。大変失礼しました。参加された皆様、お疲れさまでした!
そのあたりの詳細は、一般社団法人Jump FestivalのWebサイトをご覧ください!
KDL所属の衛藤昂(えとう たかし)さん
一般社団法人Jump Festivalの代表でもあり、2022年4月からKDLに所属する衛藤さん。リオ2016 夏季オリンピック、東京2020 夏季オリンピックの二大会にも出場経験を持つオリンピアンで、高等専門学校出身者として初めて夏季五輪に出場し走高跳の日本高専記録保持者でもあります。
KDLでは新事業創造係に所属し、ローコード開発プラットフォーム「Microsoft Power Platform」での開発やセンサーを使った運動データ取得に関する実証実験などに取り組んでいます
贈呈式では
イベント中に行われた贈呈式でコメントを求められた永吉社長は、「衛藤君との出会いは三宮の某沖縄居酒屋です。神戸で職探しをしていると知り、うち(KDL)に来たらいいやんと誘い、そのまま入社しました。それから彼が実は走高跳びの選手で二度もオリンピックに出場していること、そして今回のように日本陸上の将来を担うようなイベントをやっていることを知り、何か手伝えることはないかという親心が出ました。何か困っていることはないか?と聞いたら、イベントをする時のマットに困っているという話だったので、寄贈することを決めました」とあいさつ。会場の皆様からは大きな拍手をいただきました。
続いて「使い心地が気になるけれど、跳んでるアスリートの皆さん役にたっていますか?」と会場に問いかけた永吉社長。「役に立ってます!最高です!」と参加メンバーから声が上がると「ならよかった」を満面の笑みを見せておりました。
永吉社長が審判員に!
贈呈式で行われた跳び初め式では、なんと永吉社長が審判を務めました。
もちろん衛藤さんがジャンプします。
衛藤さんの華麗なジャンプに会場の時が一瞬止まったように錯覚しました。一流のアスリートともなるとその一挙手一投足から目が離せず、「この人は私と同じ人間なのか」とまで思います。滞空時間が長く、スローモーションのように見えるのです。ギャラリーからも「はっ」と我に返る方が多かったのか、一呼吸おいてから大きな拍手が贈られました。
トップジャンパーの部
その後行われたトップジャンパーの部では、2メートル20センチ以上の記録を持つ選手が集結!
2メートルを超えるバーを挟み跳びで超えていく選手に会場が沸き立つ中、トップジャンパーの部は初めからハイレベルな戦いとなりました。真剣に競技に打ち込む中でも、トップジャンパー達はギャラリーのことも考える余裕があるのですね。ギャラリーに声をかけ会場を盛り上げる選手がいれば、ジャンプ中に「あー気持ちいい~」と声が漏れる選手もいました。
優勝はもちろん(と言ってもいいのでしょうか?)衛藤さんでした!2メートル20センチを悠々と跳び、ギャラリーはもちろん、高校生ジャンパー達も大盛り上がりでした。
最後に
一般社団法人Jump Festivalは定期的にイベントを開催されています。ご興味のある方はWebサイトやSNSをチェックください!
KDLは、今後も衛藤さん、一般社団法人Jump Festivalの活動を応援してまいります。
そうそう、オールウェザーマットには「JUMP FESTIVAL」のロゴとともに、KDLのロゴが入っています。すべてに入っているわけではないので、見つけたあなたはラッキーかも??
どこかで見かけた際はぜひ探してみてくださいね!
※写真はすべて神戸市長田区にある若松公園内「鉄人広場」で撮影しました。
©光プロ/KOBE鉄人PROJECT2023