事例紹介

IoT x Azureでスポーツ/働く現場のDX支援

株式会社 アシックス
各種スポーツ用品等の製造および販売

お客様の課題

アシックス様では、デジタル技術を活用した新たなソリューションを検証し、人々の豊かな暮らしの実現への貢献を目指しておられます。
今回、子どもから高齢者まで誰もが活動を記録・活用できることを目指し、安価で軽く、電池交換が不要な小型BLEセンサ「TUNEGRID-Cube(チューングリッドキューブ)」を開発されました。

このセンサで取得できる歩数とロケーションの情報を可視化し、誰もが活用できる仕組みの実現について、KDLにご相談いただきました。

ソリューション

データの取得から可視化までの仕組みをご提案し、センサからの情報を受信する受信機の開発、および取得したデータをMicrosoft Azureに蓄積して視覚化するシステムの構築をKDLが担当させていただきました。

開発にあたっては、実際に仕組みが想定通り動くかどうかを複数の業種・シーンにおいて実証実験を実施しました。アシックス様の持つ運動・健康面のノウハウとKDLのデジタル技術の視点を合わせ、よりよい方法を目指して改善を繰り返しながら進めました。

ワーカー全体の活動量を可視化しているダッシュボードとTuneGrid-cubeを装着するワーカー、TuneGrid-cubeを搭載したシューズの写真

成果

スポーツ大会、レジャー施設、工場、物流倉庫等での実証実験を経て、利用者の行動や活動量が可視化できることを確認しました。

今後はスポーツや健康促進活動などに幅広く活用できるシステムとして展開し、また見守りや防災など地域を支えるソリューションとしての応用も視野に引き続き研究開発を進めてまいります。

マラソン大会における実証実験の様子

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