事例紹介

kintoneを利用した支援金オンライン申請システムを短期間で構築

kintoneオンライン申請システムイメージ

お客様の課題

地方自治体の事業者や個人への支援事業において、従来は支援金・給付金の申請書類を郵送で受け付けされており、自治体担当者は申請書類の情報をシステムに入力する必要がありました。また、申請書類に不備があった場合は、申請者に電話で連絡し、申請書類を再送してもらう必要があり、申請者・自治体担当者ともに手間がかかり、申請の受付完了までに時間がかかっていました。

ソリューション

kintoneを利用したシステムのご相談をいただき、KDLがオンライン申請(電子申請)システムの構築を担当させていただきました。

申請者がオンライン申請システムに登録した申請データはクラウド上で管理され、データの検索・確認がスムーズに行えます。自治体担当者は、申請内容の審査や確認、不備があった場合の通知、再申請の受付などをオンラインで行えるようになり、また、申請書類の情報をシステムに入力する必要がなくなったため手間が減り、転記ミスなどの懸念もなくなりました。
申請者は、自分の申請内容や審査状況の確認、自治体からの通知の受け取りなどをオンラインで行えるようになりました。

kintone支援金申請画面イメージ

kintone は、「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)※」において安全性の評価を受けたクラウドサービスであり、自治体でも安心して利用することができます。また、ローコードツールのため、低価格・短期間でのシステム構築が可能で、本事例のオンライン申請システムは、約1ヵ月でシステムを構築、運用を開始しました。

kintone支援金申請システム構成図

※ISMAP(イスマップ)とは、政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスを予め評価・登録することによって、政府のクラウドサービス調達においてセキュリティ水準の確保を図り、クラウドサービスを円滑に導入することを目的とした制度です。