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「女性のキャリアを考える」セミナーを開催しました

女性のキャリア形成

男女を問わず、人生にはさまざまなライフイベントがありますが、特に妊娠・出産においては女性だけのものとする風潮が強いように感じます。企業によっては、男性の育児休業取得率が上がり、子どもを持ってからも就労する女性が増加している中、女性にとって自分自身のキャリア形成を考える機会が増えているのではないでしょうか。

岩崎講師からは「キャリアとは何か」について、自らが歩み、これからも歩んでいくプロセスをどうとらえるかでこの先の未来が変わっていく、激動の時代で働き続けるために自らのキャリアに当事者意識を持ち様々な選択肢を持てるよう自分を知ることが大切だ、というお話がありました。

確かに、自分があと何年働くのか、1年後、10年後の自分は何をしていたいのか、自分自身でしっかりと見据えることで、今の動き方も変わってくるのだと感じました。

グループワークで思いを可視化

セミナーでは「エンプロイアビリティ(雇用されうる力)が高い人」をテーマにグループワークも行いました。多くの意見が上がりましたので、大きく分けて以下4カテゴリに分類し、分かりやすくまとめました。

  • 性格 (積極的に動ける、向上心がある、協調性がある など)
  • 能力 (技術力が高い、経験が豊富である、コミュニケーションの達人 など)
  • 見た目(イケメン・美人、清潔感がある、話し方に好感が持てる など)
  • その他(健康管理ができる、愛嬌がある、普通のことを普通にできる など)

それぞれのグループで話し合った後には別のグループの意見を見て回るのですが、上がる意見に違いがあるのも新たな発見につながり、楽しいものですね。参加者からは「なるほど」「これ大事よね」など笑顔も見られました。

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その後「ではどうすればエンプロイアビリティの高い人になれるのか」を話し合い、「しっかり挨拶」「ポジティブシンキング」「常に問題意識を持つ」「仕事の優先順位づけと断捨離をする」「少しずつでも好きな分野の勉強をする」などが上がりました。

中には「滝行(滝に入り、うたれながら行う修行)」という意見もあり、岩崎講師に怒られるのかと思いきや、「素晴らしい!外資系企業の役員クラスは朝ジムに行き、頭をクリアにしてから仕事をする人も多い」とお褒めの言葉をいただきました。

アクションプランを立てる

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アクションプランとは、自分自身の役割や使命と周囲からの期待を分析した上で、具体的に何をするのか?を問うものです。

アクションプランは大きな目標ではなく、明日からできるような小さい積み重ねが大切だそうで、「会社に着いたら先にいるメンバーにちゃんと挨拶をする」というようなことからどんどん自分を成長させ、自らの役割や周囲の期待に応える自分になる、階段のようなものだと思います。

現に「やりたいことは、周囲をどんどん巻き込む」「毎日5分だけでも朝活で自分のための成長の時間を作る」「上司でも、他部門の社員でも、気になることは遠慮せずに聞く」など、少しの勇気でできそうな意見もたくさん上がっていました。

最後に

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両立支援制度が充実し、この春には現在育児休業中の女性社員全員が復帰予定のKDLですが、社員は男女ともに様々な事情を抱えていることと思います。

その中で、来年はこんな仕事をしていたい、10年後はこんな自分になっていたい、という目標を明確にすることで、今の自分と向き合い、やるべきことが見えてくるようなセミナーでした。岩崎講師、ありがとうございました!

そしてセミナーの最後には、KDLの総務担当者から「女性の健康管理について」というテーマで、ライフステージに応じた女性特有の病気について説明がありました。

心身ともに健康でなければ、最大限のパフォーマンスを発揮できませんので、検診の受診や産業医相談コーナーなども活用しながら、イキイキと働いていきたいですね!