KDL BLOG
第15回 Business Link 商賣繁盛 at INTEX OSAKAに出展しました
2月16日(金)に、インテックス大阪にて開催されたビジネス展示会・商談会「第15回 Business Link 商売繁盛 at INTEX OSAKA」に出展しました。
このイベントは、三菱UFJフィナンシャル・グループが毎年開催されている会員向けのイベントで、今年は約3,500社の参加企業と、約9,000人の来場者だったとのことです。
この展示会でKDLからは、「予知保全ソリューション」と「IoTシステム開発支援」をご紹介させていただきました。
「予知保全ソリューション」とは、現在KDLが川崎重工業株式会社様と進めている事例をもとに、すべての製造業の方にご提供可能なソリューションとして新たに打ち出したもので、既にお持ちの業務データを分析し、アフターサービスのトラブル予知に役立てる点がオリジナルな部分でした。このアプローチに来場される企業の方々が実際の現場で役に立つのかどうかという調査目的を持って臨んだのですが、予想以上に多くの企業の方から好意的なフィードバックをいただき、引き続きこの方向で喜んでいただけるサービス提供を進めて行きたいと感じました。
「IoTシステム開発支援」とは、KDLの新事業創造係IoT班が中心となって進めている一連の動きの総称で、現在サービスリリース準備を進めているIoTプラットフォームサービスである、「CloudSwitchAPI」を利用した事例として、昨年10月に開催されたCEATEC 2017の展示において、旭化成エレクトロニクス様に採用いただいたIoT見守りソリューションの展示や、過去にフランスにも出展し、好評をいただいたIoTトイレセンサを展示させていただきました。ブースにご来場いただいた方々には、IoTデバイスとアプリケーションが簡単に接続できデータの橋渡しが可能な、「CloudSwitchAPI」を利用することで、フレキシブルなIoTシステムの構築が可能となり、実証実験から本格運用までご利用いただける点について評価と、多くのお問い合わせをいただきました。
また「IoTシステム開発支援」の一環として、今回は新たにスマートスピーカーを用いた「展示内容紹介アプリ」を実験出展しました。
このアプリは、従来の展示会で説明員が説明するべきところを、スマートスピーカーに代替させる、「働き方改革」をコンセプトに、スマートスピーカーが展示員のかわりに問い合わせ内容に回答すると共に、質問内容のログの蓄積を行いどのような問い合わせが多くあるか、回答できなかった質問はどのようなものか等の情報をリアルタイムで分析できるものとなります。
ブースを通り過ぎようとする中でこの存在に気付かれた方は、足を止めてくださり、興味を持っていろいろと話しかけてくださいました。中には難しい質問もあり、的確に回答することが出来ない場合もありましたが、会話ログより会話シナリオのアップデートが簡単に可能であるため、今後はより展示会に特化した内容へアップデートを進めます。
また、展示会場横には大きなステージがあり、そこでも魅力的な講演が一日を通して開催されていました。
(講演風景は写真NGだったので、プログラムだけご紹介します)
以上、あっという間の一日でしたが、KDLとしても新たな取り組みの手ごたえを感じられた機会となりました。