2018年4月23日 15:30

【新人ハッカソン・ブレスト編】while(1){if(ブレスト){break;}}

KDLの新人研修とは(ご説明)

新卒採用を行っている企業は、4月と言えば新人研修の時期です。
KDLでも例にもれず、4月に新卒入社した3名の研修を行っています。

社長室で代表からの叱咤激励を受けた後、取締役や各部門長などから各部・各サービスの説明を受け、KDLの現状や方向性、今後の展望などについても学んだ新人らが最後に取り組むのは・・・KDL新人研修恒例のハッカソンです!

ハッカソンとは、hack(ハック)+marathon(マラソン)からの造語で、ソフトウエア開発者が、一定期間集中的にプログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を行い、その技能やアイデアを競う(デジタル大辞泉より)催しで、KDLに入社したからにはお客様からの要望を想定したテーマを元にプロトタイプを作って発表してみよう!と例年新人が初めての作業に戸惑いながらも試行錯誤しています。


改めまして、新入社員の別城(ベッキ)です。よくベッキーと呼ばれます。タイトルナニコレって思われる方もいるかもしれませんが、エンジニアっぽさを出してみました。(笑)

本題に入りますが、新入社員研修でハッカソンをしましたので、開発に入るまでの話をしたいと思います。

5つのテーマ

このハッカソンを成功させるにあたり、人事総務部の真鍋さん・IoT班の中西さんには多大なるご協力(叱咤激励含む)をいただきました。まず、ハッカソンを始めるにあたって、真鍋さんから以下5つのテーマが提示されました。

(1)備品の管理をちゃんとしたい
(2)今社員の方が席にいるかわからない
(3)中途採用の情報管理
(4)みん空(KDLが行うコミュニケーション活動の一環)の管理
(5)机の上を片付けてほしい

それぞれについてわからないところを質問し、そしてブレインストーミングを始めようとしました。

ブレインをストーミングするまでもなく

実はハッカソンを始める前に、参考書などの書籍を借りるときはどうすればいいのか、といった話をしていました。実際、本の管理に関しては曖昧なところがあるとも伺っていました。
ですので、テーマについて話し合う前にその話を思い出し、「本の管理をするシステムをつくろう」と、ノリと勢いだけの大学生のごとく即決。中身を詰める作業に移行しました。

大体中身が固まってきたところで真鍋さんが登場、「どんな感じ?」と聞かれ、もう作業に取り掛かれるということをお話すると、もうちょっとそれぞれのテーマについて深掘りしてほしいとのご指摘をいただきました。
もっとヒアリングして、どんな目的、課題があるのか、ターゲットは?
・・・我々は問題の本質を理解した上で作り上げるという意識が欠けており、再び1から、いいえ、0から、始めることになったのです。

再びブレスト

また0からという絶望感は昼食と共に飲み込み、気を取り直してもう一度ヒアリングしながら具体的にどういった問題があるのかまとめていきました。「みん空」の案はどんな機能がいるかなど、具体的な話が多く出てきたのですが、「これならLINEでよくね?」などといった意見がでてきて結果ボツに。一方「席にいる・いない」はKDLが以前、トイレセンサーの開発・実証実験をしており、似たようなものになるのではという意見もありましたが、そこから広げていける可能性があったので結果的に、そのシステムを作ることにしました(本の管理システムはその時点でボツとなりました)。

kdlhack2018_bekki01.jpg

とはいえ、初めて触れるIoT機器、全くわからん!と思ってたのですが、幸いにも石田さんは経験がありましたので、センサーからデータを取得するデバイス周りの開発は石田さんに任せ、センサーのデータを受信するAPI機能の開発や受信したデータを可視化するWeb周りの開発は僕と安達さんで作業分担していくことに。わからないことがあれば調べたり、中西さんにアドバイスをいただきながらやっていく計画に決定しました。

最後の詰め

議論を重ねて最終的に「フリーアドレス GO」というタイトルのシステムを作ることに。
まずは社員が席にいるか、いないかを判別できるシステムを作ろうということになりました。ヒアリングの中で、将来全社的にフリーアドレスを検討しているということで、いるか、いないかだけではなく、「誰がどの席に」というところまで認識できるようになればという意味も込めました。

kdlhack2018_bekki02.jpg

おわりに

今回のテーマの検討フェーズでは、ざっくりとしたテーマはありましたが漠然としたものばかりでした。我々は、そこへの向き合い方や掘り下げ方がまだまだなのだと感じました。わからないことに対して質問する、相手の意図を汲み取る、課題の深掘りといった、基本的ですが重要なことが必要だったのです。そういった意味でもこのハッカソンの取り組みはとてもいい経験になりました。

そしていよいよここから開発が始まりました。
 

  ・・・次回、開発編に続きます!

■技術顧問 中西のコメント

我々の業務は毎日がハッカソンみたいなものですよね。お客様との打合せでは、どのように課題を解決するのかの議論を行い、アイデアを含めた提案を行う。課題の解決方法なんてお客様それぞれに異なります。このミニマムな課題解決のアプローチを研修中のハッカソンを通し、エンジニアが自ら考え、チーム一丸となって取り組み、開発を行い、最後は発表する事に意味があると考えています。今回のハッカソンを通し、産みの苦しみと課題解決の喜びを今後の業務にも繋げてもらえればと思います。

■研修担当 真鍋のコメント

当社の新入社員研修では、例年ハッカソンを行っています。なお、ハッカソン実施までに、ビジネス研修と称して、ビジネスマンに必要とされる(聞く・話す・書く・考える・管理する等の)座学をみっちりお伝えしたのですが、そのすべての能力をフルで活かさなければハッカソンは思い通りに進めることができません。
こちらの想定通り、課題に対するアプローチも四苦八苦していたので、そういう意味では「1」を生み出すことの難しさや手法なんかを身をもって体験いただけたのではと思います。

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