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「KDL子ども参観日2018」を開催しました!

去る2018年8月10日(金)に「KDL子ども参観日2018」を開催しました!
このイベントはKDLの広報が主体となり、神戸市が呼び掛ける「親の働く姿を見せる職場訪問・子ども参観日」をヒントに開催したものです。2016年に開始し、今年で3度目の開催となり、今年は1年生から5年生までの13名に参加いただきました。

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神戸デジタル・ラボを知ってほしい

製造業やアパレルなどに比べ、IT業界というのは見た目で何をしているのか分かりにくいものです。特に子どもたちには「今◎◎言語を使って▼▼を開発している」と言ってもぽかーんとするだけ。ということで、子どもたちにどうやったら分かりやすくKDLについて学んでいただけるかをテーマに企画を考えました。

まず最初にクイズ形式にしてKDLについて知ってもらいました。「あとでテストするよ~」と言うと目の色が変わる子どもたち。(結局テストとして用意していたスマートスピーカーアプリはちゃんと動かず、泣く泣く諦めたのですが・・・)まずはKDLの創立や代表について、そして部門数や社員数、サービス化しているアプリ名などについても説明し、メモを取りながら真剣に聞く子どもたちでした。

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そのあとの職場見学に備えて名刺交換のやり方や、社内の内線を使ったアポ取りにも挑戦!広報メンバーがサポートしながらではありましたが、しっかりと敬語で話す姿に感動すら覚えました。

メインイベントはやっぱり職場見学!

10階・5階・4階にまたがるKDLのオフィスですが、それぞれの部門を回りどんな仕事をしているのかの説明を聞く職場見学は子ども参観日のメインイベントです。子どもたちも両親の働く姿、両親の働く環境を見ると仕事に対する気持ちに変化があるようです。

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今回子どもたちには説明をしっかり聞いてほしいという思いを込めて、各部門の発表に対し「あゆみ」をつけてもらいました。いつもは評価される側の子どもたち、厳しい採点をする子もいれば、すべて満点の子もいます。メモ欄には「大事なものを悪者から守る仕事はかっこいい(セキュリティソリューション事業部)」「スマホでシールを作って楽しかった(ウェブセクション)」「極寒だった(開発管理部・サーバールーム)」など個性的な評価が並び、ほかのアンケート集計でも「こんなことを感じてくれたんだな」と嬉しい気持ちになりました。

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また、「いつもは早く帰ってきてほしいって思うけど、ここでお仕事頑張ってるんだなって思ったら応援したくなった(5年生女子)」「働いている人がみんな仲よさそうでいいなと思った(2年生女子)」「通勤電車は満員で、いつもこんな思いをしているんだって驚いた(2年生男子)」など、両親の仕事自体に興味がわくことと併せて、「いつも頑張ってくれてるんだ」という思いを話してくれた子もいました。

スマートスピーカーアプリをグループワークで学ぶ

職場見学を終え、やる気の出てきた子どもたち。次はいよいよ自分たちがグループワークに挑む番です。グループワークのテーマは「スマートスピーカーアプリをどんな場所でどう使いたい?」というものです。CMなどでも目にし、中には自宅に持っている子もいたスマートスピーカー。2グループに分けて、家の中以外で使うならどんな場所でどんなことが聞きたいか、またそれによってどんなことができれば楽しいか?を考えてもらいました。

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1チーム目の子どもたちは「遊園地で使うアプリ」を考案。お化け屋敷をもっと怖くしたり、ジェットコースターのスピードを速めたり、メリーゴーランドのBGMを自分の好きなものにしたり、とすることで今までよりもっと遊園地を楽しめる!という夢のある楽しいアプリを考えてくれました。

そして、2チーム目の子どもたちは「飛行機で使うアプリ」を考案。入り口で席案内をしてくれたり、席に居ながらにして機内食のメニューを確認できたり、今どのあたりを飛行しているのかを教えてくれる、などまさに夏休みにぴったりのすごく便利なアプリを考えてくれました。

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上記アプリのプレゼンテーションを見学した両親たちから発表者へきわどい質問が飛ぶと一瞬固まるものの、しっかりと考えて自分の考えを伝え、人前で話すことの難しさも痛感した様子の子どもたちでした。

ペットロボット「aibo」と触れ合う

こちらは社員の私物だったのですが、子ども参観日のために持参していただきました!aiboを見るなり「触りたい!」「遊ばせてー!」と駆け寄る子どもたち。aibo自身も誰を認識したらいいのか分からず、最初はきょろきょろしていました。それからは一緒に歌を歌ったり、aiboの鼻のカメラで写真を撮ってくれたりとaiboから離れようとしない子どもたち。ちなみにaiboが撮ってくれた写真はこんな感じです!

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子ども参観日を終えて

子ども参観日の開催も3年目となり、今年こそは滞りなく進めたい!と意気込んでいた広報ですが、子どもたちの行動は予測できるものばかりではなく、ヒヤッとする場面もありました。時間通りに行かない、アプリが動かない、せっかく作った制作物(親へのメッセージカード)を案内できる時間がない・・・など反省点もいっぱいです。

ただ、子どもたちの笑顔や探求心は何物にも代えがたく、逆に学ぶことも多い一日となりました。また社内の雰囲気も、一年目に比べ「おーきたきた!笑」「お父さんに似てるー!笑」など、温かい雰囲気の中で進められたのがありがたいなと感じました。

そして、参加者の社員には午後半休制度を利用いただき、家族サービスに努めていただくのも子ども参観日の醍醐味です!お昼前に終わってからそのあとは、皆さんランチを食べた後映画を見に行ったり、動物園へ行ったりと思い思いに過ごされたようで、そのお話を聞くのもまたうれしい広報なのでした。

2019年8月開催の「子ども参観日」はこちら!

2017年8月開催の「子ども参観日」はこちら!