事例紹介
兵庫県交通安全協会様では、県内の交通事故防止を目的に、幅広い世代に向けた交通安全活動や教育活動を実施しています。また、兵庫県公安委員会からの委託を受け、運転免許更新センターにおける各種窓口事務や講習などを行い、県民の安全運転意識の向上と安心して暮らせる交通社会の実現に向け取り組んでいます。
神戸デジタル・ラボ(KDL)では、明石・阪神・神戸更新センターの窓口業務向け会員管理システムを構築。その利便性を高くご評価いただいたことから、4拠点目となる姫路更新センターのシステム開発も担当させていただきました。
業務課題の解消と柔軟な運用を目指してシステムを刷新
各更新センターにおいて長年利用されてきた会員管理システムは、老朽化が進み、運用面でさまざまな課題が顕在化していたことから、新しいシステムへのリプレイスを検討されていました。
新システムへの移行にあたっては、短期間での稼働を目指すとともに、日々の業務負担を軽減し、保守・サポート体制を強化したいと考えていらっしゃいました。また、会員情報の管理や帳票出力など、現場の業務内容を反映した柔軟で使いやすい仕組みを必要とされていました。
運用に合わせた設計で、スムーズな業務を実現
業務の特性を踏まえ、柔軟な運用と拡張性に優れ、安全性の高い「kintone」を活用したシステムをKDLからご提案。現場の業務内容や運用ニーズを丁寧にヒアリングし、業務フローに即したシステム設計を行いました。約半年で要件定義から開発までを実施し、会員情報を一元管理するシステムを構築しました。
開発した会員管理システムは、OCR(*)機能によって、会員に関する情報を自動で書式へ反映します。あわせて、過去の登録情報を照合し、該当データを自動で呼び出します。
また、人名や地名に含まれる外字(常用漢字以外の漢字)など、標準機能では対応が難しい文字については、たとえば「渡辺」の「辺/邊/邉」のように複数の字形が存在する漢字をあらかじめシステムに登録し選択入力できる仕組みを設け、手間を減らしつつ、正確なデータ登録と照合ができる環境を整備しました。
従来システムからの移行にあたっては、数十万件規模のデータを対象に精度を確保しながらスムーズに移行を完了しました。
KDLでは、システム構築に加えて、パートナー企業と連携し、ネットワーク環境の整備や機器の導入などを含めたトータルサポートを提供、現場での円滑な業務運用を支援しました。
*OCR(Optical Character Recognition):画像や印刷された文字を読み取ってテキストデータとしてデジタル化する技術
自動化で効率アップ、キャッシュレス対応でさらに便利に
日次集計をはじめとする各種帳票はボタン操作で自動出力できるようになり、帳票作成にかかる時間が短縮されるなど、事務処理の効率化も進んでいます。
さらに、従来システムは対応できなかった入会者のキャッシュレス決済やマイナンバーにも対応できる環境が整い、今後は、利用者のさらなる利便性向上も期待できます。
KDLでは、機能のアップデートや日々の業務改善を中心に、現場のニーズに寄り添った支援を継続してまいります。
(公開日:2026年1月14日)

神戸デジタル・ラボは、kintoneやサイボウズ社製品の販売、提案、開発、構築、コンサルティングの知見と実績をサイボウズ株式会社に認定されたオフィシャルパートナーです。


