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アシアル社開催の第6回専門学校HTML5作品アワード、企業賞に輝いたのは…?

KDLは「第6回専門学校HTML5作品アワード」に協賛しています。1月某日、コンテスト協賛企業の評価を得た作品に贈られる「企業賞」の作品を決定するべく、前回に引き続き完全リモートで審査会議を行いました。

第6回専門学校 HTML5作品アワードとは?

HTML5ハイブリッドアプリ開発プラットフォーム「Monaca(モナカ)」を提供するアシアル株式会社内「専門学校HTML5作品アワード実行委員会」が主催するもので、KDLが協賛させていただくのは今回で四度目です。
HTML5技術をメインで採用している作品であればアプリ・Webサービス・Webサイトを問わず申し込めます。応募は日本国内の専門学生の方に限り、コンテスト形式でグランプリや企業賞を決めます。

専門学校HTML5作品アワード公式サイト

KDLによる審査

KDLの企業賞(神戸デジタル・ラボ賞)を決める審査会議のメンバーは、Monacaを使ったアプリ制作をはじめとしたスマホ・WEBアプリ開発に取り組むメンバーや、マネジャー、サービスオーナーなど5名です。
各チームが提出したアプリの説明や使用技術に加え、3分間のプレゼンテーション動画を見て評価します。

審査メンバー(+広報2名)

今回のエントリーはなんと160作品以上だったそうです!
KDLでは、一次審査に残った21作品の中から審査メンバーが事前に選んだ一押し作品を、審査会議で改めて全員で評価しました。
評価基準は技術、デザイン、アイデア、それぞれについて、5点=早速タイアップしたい、4点=事業化検討に値する、3点=アイデアとしては良い、2点=もう少し練ろう、1点=頑張ったね、という5段階。
5人の評価の合計得点で受賞チームを決定しました。

神戸デジタル・ラボ賞はどのチームに?

神戸デジタル・ラボ賞に輝いたのは、トライデントコンピュータ専門学校の「三重士(仮称)」チームによる、位置情報共有アプリ「Phyllus(フィラス)」です。

このアプリは、個人情報を登録せず匿名で使用でき、待ち合わせ等に使用した「ルーム」が所定の時間で削除されるため、「家バレ」「職場バレ」など個人情報の流出を防ぐことができる、「プライバシーを超重視する位置情報共有Webアプリ」です。

一時的な仮想のグループ・場所などを表す「ルーム」という概念をうまく使っている点や、有名な位置情報共有アプリがサービスを停止したため、まさに今、若者が待ち合わせアプリの移行先を探しているという時流に乗ったテーマなど、「すごくない?」と、審査メンバーたちは感心…。
さらに、「デジタルで未来を創る」というKDLのスローガンにも合致しているという意見もあり、この作品が選ばれました。

優勝したチームには賞品として、モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、スマートスピーカーをプレゼントしました。

最後に

日常の困りごとを解決したり、最新技術を取り入れたり、世の中の新しい動きをキャッチしていたりと、アプローチの角度も多彩で、審査する側もたくさん刺激を受けました。

特にプレゼンのレベルが年々上がっていて、開発の背景やアプリの特長、今後の展望などが効果的にアピールされていました。伝え方の大切さを改めて実感します。

参加者の皆様、力作を見せていただきありがとうございました。
そして「第6回専門学校HTML5作品アワード」審査員として皆様のHTML5作品を拝見できる貴重な機会をいただき、関係者の皆様にも感謝申し上げます。

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