KDL BLOG

2020.05.27
KDL社内・社員

【新人開発コンペ・ふぃばれぽチーム④ 完成編】完成したものがこちらになります。

ふぃばれぽチームの藤井です。

我々ふぃばれぽチームが最終的に発表したアプリはこちら。

サービス概要

サービス名称は『Fever Report(略:ふぃばれぽ)』、メインとなるのは連絡ツールとしての機能です。ユーザー側が体温情報を登録し、設定体温以上の場合欠席連絡も同時に行います。管理者側で、そのデータを一括で管理でき、欠席の場合はその連絡を受け取ります。またデザインはシンプルで見やすいものを、そしてなにより軽い操作感を目指しました。

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セールスポイント

現在新型コロナウイルス感染拡大防止のために、正確な体温情報は非常に重要視されています。取得するデータの正確性を向上させるため、本サービスでは画像での登録を提案・実装しました。一般家庭にある体温計が7セグメントディスプレイであることに着目し、画像処理技術を利用する数字取得サービスの開発を試みました。
まだ汎用性には欠けますが、体温計の画像から数字を認識することに成功しました。

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当日撮影した画像かどうかについては、画像を取得した際のexif情報から画像撮影日を確認することで実現しました。
添付した画像が当日のものではない場合は、登録不可アラートを表示し、登録しなおすよう促します。

役員評価

最終発表後にいただいたフィードバックの一部です。

  • テーマに即しているのはよい
  • アフターコロナに対する策を付けられればなおよし
  • 利用する立場に立って考えてみるとよい
  • 技術面では、デモを流せるだけの成果物があったのがよかった
  • このサービスでどのくらい儲けられるのか
  • ヒアリングがもう少し欲しかった

開発においては安全策に偏りすぎたという意見が多数ありましたが、その分成果物の動作に関して評価を得られました。

最後にアピール

体温は人の健康を示す指標の一つです。現在(2020年4~5月)におけるパンデミック状況下では、特に重要視される指標を組織的に管理することは非常に困難です。

「真面目」「働きすぎ」などと評価されがちな日本人は、出社しようと多少の熱をごまかす方もいるかもしれません。それが取り返しのつかない事態につながることはあってはなりません。そんな問題を解消するために開発したのが、このサービスです。

面倒な体温の管理、そして気の引けてしまう欠席連絡をサービス側が代行することで、精神的ハードルを緩和することができます。
「一課に一台、ふぃばれぽ。」いかがでしょうか。

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【新人開発コンペ・ふぃばれぽチーム①企画編】ふぃばれぽ誕生までのなが〜い道のり

【新人開発コンペ・ふぃばれぽチーム②開発編】ふぃばれぽはどのように作られたのか

【新人開発コンペ・ふぃばれぽチーム③中間発表編】社員の半数が見守るなか発表へ…

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